スーパーで売られていたこの梨、
値札には「梨」と書かれ、ひとつ130円あまり。

段ボールには「千両」、
産地は北海道と印刷されていました。

帰宅してさっそく調べてみると、
「千両」は中国梨の系統だそうです。
北海道ではよく栽培され、
実がたくさんつくことから「千両」、
また「身知らず」と呼ばれてきたようです。

現在は、梨の栽培は洋梨に取って代わり、
この「千両」を栽培、出荷しているのは、
北海道余市周辺のみだそうです。


洋梨は青く未熟な果実を収穫し、追熟させます。
中国梨は、形こそ洋梨に似ていますが、
追熟の必要はなく、青くても食べごろだそう。

さっそくいただいてみました。

甘さは控えめですが、
パリパリと歯ごたえがよく、
ふわっとした香りとみずみずしさがありました。