庭先の白いニラの花。

いつも、コアオハナムグリという、
コガネムシの仲間の昆虫が花粉を食べていますが、
この日は、カメムシがいました。


ブチヒゲカメムシ。
赤に近い濃い茶色が目を引くカメムシです。

甲の縁の、白黒のしましまも気になります。

カメムシ…臭いにおいを出したり、
作物を食い荒らしたりするので、嫌われ者です。
ただ、図鑑を見るととても多くの種類が存在し、
きれいな種類があることにも心ひかれます。

最近見つけた、カメムシの写真です。

これは、クサギカメムシ。

「クサギ」という木によくいるので、
この名がつけられたようです。

これは、幼虫だそうで、
成虫になると背中のポツポツは消え、
つるっとした甲になるようです。

同じ公園で。…
こちらは、アオクサカメムシ。

何だか、人の顔のように見えてきました。

こちらも幼虫だそうで、
成虫になると甲の模様は消えるそうです。

上記2種のカメムシは、
人家近くでもよく見られるカメムシ。

こうして花に止まっている分にはいいのですが、
屋根裏などに、
集団で入り込んで越冬することがあり、
嫌がられています。

以前、山の温泉宿に泊まったとき、
真冬にも関わらず
部屋にカメムシが出没したことを思い出しました。



今までに撮影したカメムシの写真を貼っておきます。

アカスジカメムシ

不思議な縞模様。

ヘリカメムシの一種

体が細く、カメムシとは思えないカメムシ。