「温泉パン」のあんパン。

「温泉パン」とは、
栃木県さくら市(旧・喜連川町)の名産品です。

あんパン、クリームチーズパン以外にも
いろいろなジャムパンなどがあるようです。

ですが元々の元祖は、
中に何も入っていない、プレーンなもの。
3つ、または5つずつ
袋詰めされて売られていることが多いです。

このパンの大きな特徴は、
持つとずっしりと重く、
もっちりした、けれども口溶けのよい生地。

それは、温泉のお湯で練っているから…
と言いたいところですが、
温泉成分は一切入っていないそうなのです。

昭和50年代に
この地で温泉が掘削されたことを記念して、
以前からあったパンを「温泉パン」として
売り出したそうです。

県内の道の駅などでよく売られているほか、
たまにスーパーマーケットに置いてあるのも見かけます。
(このパンもスーパーで購入しました。)