国立劇場小劇場で開催されている、
「第十八回 音の会」に行ってきました。

国立劇場では、歌舞伎には欠かせない、
竹本、鳴物、長唄の養成を行っており、
研修修了生による公演が、この「音の会」です。

長唄の曲3題、
そして、「摂州合邦辻」では、以前から注目している、
京屋のお弟子さんである中村京妙さんが浅香姫を演じます。
入場すると、このような冊子を手渡されました。
長唄の歌詞が全て書いてあり、ありがたいです。

まずは長唄から。
「舌出し三番叟」
三味線の繰り返される旋律が心地いいです。
「寒行雪姿見ーまかしょ」
太鼓や鼓、笛などの鳴物が加わり、
寒空に駆け出す情景が目に浮かびます。
「鞘当」
歌舞伎の「浮世柄比翼稲妻」の「吉原仲之町の場」、
名古屋山三と不破伴左衛門の出会いで演奏される曲。
華やかな曲調。
30分の休憩をはさみ、「摂州合邦辻」。
会の趣旨からすると義太夫の演奏がメインなのでしょうが、
今回はベテランの役者さんの演技も見所です。

玉手御前は中村鴈乃助さん、坂田藤十郎門下です。
これまでお名前は知っていましたが、
つくづく見るのは初めてかもしれません。
花道から出てきた白い顔が美しかったです。
落ち入る直前まで激しく、情熱的な玉手でした。
浅香姫は中村京妙さん。
俊徳丸を大切に守っている姿がけなげでした。
俊徳丸は中村京蔵さん。
硬質な感じが持ち味で、よかったです。
「第十八回 音の会」に行ってきました。

国立劇場では、歌舞伎には欠かせない、
竹本、鳴物、長唄の養成を行っており、
研修修了生による公演が、この「音の会」です。

長唄の曲3題、
そして、「摂州合邦辻」では、以前から注目している、
京屋のお弟子さんである中村京妙さんが浅香姫を演じます。
入場すると、このような冊子を手渡されました。
長唄の歌詞が全て書いてあり、ありがたいです。

まずは長唄から。
「舌出し三番叟」
三味線の繰り返される旋律が心地いいです。
「寒行雪姿見ーまかしょ」
太鼓や鼓、笛などの鳴物が加わり、
寒空に駆け出す情景が目に浮かびます。
「鞘当」
歌舞伎の「浮世柄比翼稲妻」の「吉原仲之町の場」、
名古屋山三と不破伴左衛門の出会いで演奏される曲。
華やかな曲調。
30分の休憩をはさみ、「摂州合邦辻」。
会の趣旨からすると義太夫の演奏がメインなのでしょうが、
今回はベテランの役者さんの演技も見所です。

玉手御前は中村鴈乃助さん、坂田藤十郎門下です。
これまでお名前は知っていましたが、
つくづく見るのは初めてかもしれません。
花道から出てきた白い顔が美しかったです。
落ち入る直前まで激しく、情熱的な玉手でした。
浅香姫は中村京妙さん。
俊徳丸を大切に守っている姿がけなげでした。
俊徳丸は中村京蔵さん。
硬質な感じが持ち味で、よかったです。