チョウセンアサガオの蕾をオクラと間違えて食し、
中毒症状を起こす案件が時折見られるそうです。

そんなニュースを聞いた朝、
オクラの花が咲いていました。


オクラは日本古来の野菜と
勘違いしてしまいそうですが、
実はアフリカ原産、
英名okuraなのだそうです。

日本各地で栽培が始まったのは、
昭和50年代以降だそう、
そういえば、幼い頃には
オクラが食卓にのぼった記憶はあまりありません。


子どもの頃…夏になると
庭にクリーム色の大輪の花が咲きました。
薄紙で作った紙細工のような花、
一日でしぼんでしまう、はかない花でした。
トロロアオイという名だと聞かされました。

後年、母が家庭菜園にオクラの苗を植え、
はじめて花が咲いたとき、
トロロアオイの花とそっくりなことに驚きました。
同じような花なら、
野菜として食べられた方がいいなあ…と思いました。


そのトロロアオイもオクラも、アオイ科の植物。
先日、公園に咲いていたこちら、
ムクゲもアオイ科の花。


他にも、フヨウやハイビスカスなど、
夏にはアオイ科の花が多く咲きます。