いつも通る道、
車窓から見えるこの草が、
数年前から気になっていました。



道路脇の歩道、コンクリートの隙間から、
梅雨時になると急に花穂を長く伸ばしていました。

名前を調べると、「ビロードモウズイカ」。
明治時代に観賞用として、
海外から導入されたそうです。

しかし、私はこの花が
栽培されているのを見たこともないですし、
この場所以外で見つけたこともありません。

写真におさめたいと思っていましたが、
今年もまた、刈り取られてしまっていました。

しかし、思いがけなく今回、別の場所で出会いました。

草丈1メートルほどあるので、
どう撮影したら、感じが伝わるでしょうか。

原産地のヨーロッパではかつて、
民間療法薬として使われていたそうですが、
確かにハーブのような雰囲気があります。



こちら、煉瓦窯の周囲の草むらで見かけました。