團菊祭五月大歌舞伎、昼の部へ。

新緑もまぶしい、歌舞伎座前。
昨夜からの雨はやみましたが、
風がとても強いです。


(今日は「みどりの日」、
日の丸が強風にはためいています。)

明治期の名優、
九代目團十郎、五代目菊五郎の偉業を
後世に伝える團菊祭。

今回は、孫の寺島和史くんの初お目見得のため、
中村吉右衛門さんが珍しく、出演。

菊五郎さん、吉右衛門さんのお二人の出演は、
和史くんのお目見得演目の他は、
昼の部の「楼門五三桐」のみ。

近年、この團菊祭を盛り上げてきた
市川團十郎さんはすでに亡く…。

実質、この團菊祭の主役は、
菊之助さん、海老蔵さん、松緑さんたちの世代に
移りつつあるようです。

そう考えると、彼らの世代での「寺子屋」、
今後のスタンダードになっていくんだな…と、
感慨深く観劇しました。

その他、感想はいろいろ、
また改めて。