「月イチ歌舞伎」として、3月から11月まで
毎月1週間ずつシネマ歌舞伎を上演しています。

今月は、「大江戸りびんぐでっど」です。

見に行くかどうか、迷ったのですが…
というのは、笑いのネタが満載の舞台なので
一人で見に行って笑い出したら変かな…と。

客数は思ったより多く、
シネコンの小さなシアターでしたが、
客席の半分は埋まっていました。

上演中、あちこちから控え目ですが笑いがもれていました。

「ぞんび」対 人間という、奇抜なテーマ、
ぞんびの集団舞踊など、思いきった内容です。
正直、そこまで演じていいのか
と思うような場面も多々ありました。


歌舞伎座で2009年12月、
「歌舞伎座さよなら公演」で上演されました。
宮藤官九郎が歌舞伎の演出をするということで、
かなり話題になりました。
私は歌舞伎座では見ていないのですが、当時のチラシです。


昼の部
一、操三番叟
二、野崎村
三、身替座禅
四、大江戸りびんぐでっど

…とあります。
古典の演目に並んでの上演です。
歴史ある歌舞伎座の閉幕に、
この舞台をかけた勇気に改めて、驚きです。