八月納涼歌舞伎、本日初日


第一部と第二部を観劇しました。
<第一部>
「恐怖時代」
血で血を洗う、おどろおどろしい物語。
ですが、
<第一部>
「恐怖時代」
血で血を洗う、おどろおどろしい物語。
ですが、
なぜか後味があまり悪くなかったのが不思議です。
伊織之介、女性のような優しげな姿と
伊織之介、女性のような優しげな姿と
剣の腕が立つという二面性、
七之助さんのニンにぴったりです。
扇雀さんがお銀の方という
七之助さんのニンにぴったりです。
扇雀さんがお銀の方という
陰謀をめぐらす残忍なキャラクターを
美しく演じていました。
「龍虎」
義太夫の踊り。
美しく演じていました。
「龍虎」
義太夫の踊り。
戦後になって作曲、上演されたもののようです。
獅童さんの龍に巳之助さんの虎。
獅童さんは以前、
獅童さんの龍に巳之助さんの虎。
獅童さんは以前、
愛之助さんの龍のときに虎をつとめており、
巳之助さんは初役のようです。
今日はまだ初日ですから、
巳之助さんは初役のようです。
今日はまだ初日ですから、
これからますます練られていくのでしょうね。
引き抜き、ぶっかえりのような手法で衣装を替えるので
後見さんが大変そうでした。
巳之助さんの衣装の袴が外れそうだったり、
衣装がうまく返らなかったりの
引き抜き、ぶっかえりのような手法で衣装を替えるので
後見さんが大変そうでした。
巳之助さんの衣装の袴が外れそうだったり、
衣装がうまく返らなかったりの
小さなハプニングがあったようです。
これも初日ならではですね。
<第二部>
「信州川中島合戦 輝虎配膳」
上演が比較的まれな演目のようで、
以前歌舞伎座で上演されたのは、
これも初日ならではですね。
<第二部>
「信州川中島合戦 輝虎配膳」
上演が比較的まれな演目のようで、
以前歌舞伎座で上演されたのは、
10年ほど前のようです。
私は初めて見る演目です。
山本勘助の母である越路の手強さ、
越路をもてなすため
私は初めて見る演目です。
山本勘助の母である越路の手強さ、
越路をもてなすため
領主の輝虎自身が膳を運ぶ意外性
など見どころがあります。
口がうまくきけない嫁のお勝が
琴を弾きながら輝虎をなだめるところは、
動き、音楽とともに興味深い場面です。
筋書きで知ったのですが、
など見どころがあります。
口がうまくきけない嫁のお勝が
琴を弾きながら輝虎をなだめるところは、
動き、音楽とともに興味深い場面です。
筋書きで知ったのですが、
橋之助さんはこの輝虎の役を
十三代目片岡仁左衛門さんから
十三代目片岡仁左衛門さんから
直々に声をかけていただき
教わったそうです。
「たぬき」
こちらの演目も私は初めてです。
一度死んで生き返ったという皮肉な役を
三津五郎さんが演じられていました。
信じていたお染の裏切りを
教わったそうです。
「たぬき」
こちらの演目も私は初めてです。
一度死んで生き返ったという皮肉な役を
三津五郎さんが演じられていました。
信じていたお染の裏切りを
屏風の陰で見聞きしている様子が
なんともかわいそうでした。
勘九郎、七之助兄弟を
なんともかわいそうでした。
勘九郎、七之助兄弟を
揃って見るのは久しぶりのような気がします。
勘九郎さんは、本人も意識しているのかどうか、
お父さんの姿、口跡にそっくりの時があります。
七之助さんはこういった仇っぽい、
勘九郎さんは、本人も意識しているのかどうか、
お父さんの姿、口跡にそっくりの時があります。
七之助さんはこういった仇っぽい、
少し悪い女の人の役が
すっかり手に入った感があります。
なおやくん出演。
すっかり手に入った感があります。
なおやくん出演。