少し古い話だが、ライフネット生命が生命保険の原価を開示したのが話題になった。
それによると、彼らの終身医療保険「自分への保険」では純保険料が74%から81%となっている。
詳しくは>>ライフネット生命『付加保険料率(生命保険の「原価」)の開示について』
純保険料というのは、ざっくり言うと保険料の内、加入者の保障に回される部分だ。これ以外に付加保険料というものがあり、こちらは保険会社の運営経費に相当する部分。
純保険料と付加保険料の割合はもちろん保険会社や商品によって異なるのだが、この例で考えると払った保険料のうち2割程が経費に使われ、普通の確率で病気になるとすれば生涯で払った保険料の8割程しか給付金は受け取れないということになる。
これを投資と考えてみたらどうだろう。期待される収益が-20%の投資なのだから、普通に考えるとこれに投資するのは馬鹿げている。
となれば、医療保険に入らないことも一つの合理的な選択だ。
しかし、これだけで正解とするつもりはない。その人の状況や考え方によって、選択は異なってくる。この続きは次回の記事で。
※今回はライフネット生命を例にとったが、ネット通販専業のライフネット生命の付加保険料の比率は他の保険会社と比較し、むしろ低目である可能性が高い。ライフネット生命を批判するものではないことをご理解頂きたい。
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