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今回の遠征のテーマは宇喜多直家と吉川元春と広島の酒だった。愛車ビートのエンジンは好調だが、なぜか取り付けたばかりのアクセサリーソケットが通電しない。iPhoneやiPadの充電ができないではないか。
気をとり直してアクセルを踏む。初日は快晴で直家ゆかりの5つの城を攻略し、さらに予定外の備後神辺城まで攻めたので、宿所の広島への到着が遅れてしまった。
チェックインを終え、広島駅新幹線名店街の中に最近オープンした酒屋さんに閉店ギリギリに飛び込み、最初から購入予定の宝剣 超辛口の四合瓶と9月からANAの国際線ファーストクラスとビジネスクラスで提供されるようになった(知らなかった!)という宝剣 純米吟醸 八反錦の一升瓶、さらに店員さんのお勧めで雨後の月 純米吟醸をゲットした。あと、家族にはテッパンのおたふくのお好み焼きセットを購入。
本当は買う前に行きたかったが、地酒を飲める店が駅ビルの南側にあったので入ってみる。広島の酒が10種類ほどと、獺祭など他県のものも10種類くらいとなかなかの品揃えで値段もリーズナブルで、お得な3種呑み比べセットもある。客が少なかったのは連休の最終日だからだろう。
お造りやだし巻き卵、もつ煮などをアテに宝剣と西条鶴を呑む。注文を取ってくれる店員さんは、、、かわいい、が酒のことを質問する雰囲気ではなかったので、明日のことも考えて、ほどほどにおとなしく店を出る。
翌日は予想に反して雨模様、それも時間が経つほどに強くなっていく。日山城や温湯城の攻略は断念せざるを得ず、かつて豪雨のため江の川を渡れず、温湯城の救援を断念した尼子晴久の無念を思い、いつの日かのリベンジを誓う。
通りがかりの道の駅で、出雲そばとのどぐろのインスタント味噌汁、それになんとなくで選んだ石見の地酒誉池月をゲットして帰路についた。