①大鳥居
②客神社祓殿と社殿
③能舞台
④右楽房
⑤観光舟
⑥遠景
訪問日:2010年5月
所在地:広島県廿日市市
平清盛がほぼ現在と同規模の社殿を造営、13世紀の二度の火災で完全に焼失するがその直後から再建が開始される。戦国時代に衰退するが、厳島合戦の後毛利元就が大規模な社殿修復を行い再興した。豊臣秀吉も九州遠征の途上に立ち寄り大経堂(現千畳閣)を造営している。
以下、現地案内板より
世界遺産 厳島神社 平成八年(1996)十二月登録
厳島神社は霊峰弥山を背景に、前面を海に望む入り江に建つ神社建築で弥山などを御神体として祀り、遥拝所をその麓に配置した日本における社殿建築発展の形式の一つです。
社殿構成は十二世紀に平清盛の造営により、当時の寝殿造りの様式を取り入れて整備されましたが、その後焼失し、鎌倉時代に再建されました。海に建つ木造建物として過酷な環境下にありながら、大内氏や毛利氏、豊臣氏などの庇護に支えられて、古い様式を今日に伝えています。
また、神社建築に加えて五重塔・多宝塔などの寺院建築も加えられ、神道と仏教との混交を示す文化遺産として、世界に類を見ない景観を造りだしています。世界遺産の範囲は胃痛嶋神社境内地と弥山北斜面の431.2ヘクタールが登録され、それ以外の島内が緩衝保護区域として設定されています。
廿日市市 廿日市市教育委員会
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_302.jpg)