あしたもそいつの出番であって別にどーでもいーのだけれども鬱陶しいのは否めないのでそんな感じが過保護な中学生をこじらせた四十五歳あたりの長髪髭面で百八十センチくらいの身長で腹の出具合とか総合的に見て体重百キロオーバーな童貞見た目的に素人童貞なのだがピンスポいわゆる照明のピンスポットを当てるだけの職業でそれもザッと五人いて持ち回りの週に一二回くるだけなの雑魚な職業なのにダブルのスーツ着てそんでもって粗末な布製でも大きめのスーツケースを提げてくるからわけわかんない、他の雑魚なピンスポさんたちはそれ相応の無職に毛が生えた出で立ちでくるのにその男だけはダブルのスーツにみすぼらしいバックで巨漢で無駄に長髪でもってヒゲなのであってそんな恰幅のいいホームレスとかいるよな的な風貌で生理的に合わないのは裏声いわゆるファルセットで笑うのだいっひひひひひひっ! 他にもたまにくるアバウト六十歳の更年期障害をこじらせた婆さんもピンスポット要員でたまに来るのがこれがまたうるさい。本番中に誰に話してんだがわからんがヘッドセットに叫び声揚げやがるし客席に知り合いがいたら無駄にスポット当てやがるしほとんど野獣みたいな婆さんで邪魔だから早く死んでくんねーかな。それをやとって照明主任もそこそこわかってんだろーけど他に人とか野獣とかいねーのか困ってるみてーでコマテルミタイヨ社長。んなピンスポなんざそこらのホームレスやマジな中学生でもできんだか拾ってこいよ。そんな獣の大将が持ち回りでゴールデンウィークをだらだらとやってくるのは拷問なのだ。頼むよ照明部の主任さん。うちらがあんたのとこ嫌がってんの大いにわかってるだろーけど照明部って獣だからどーにかしてくれ。