ほぼ十年以上も前だと思うのだが当時はハードロック・歌舞伎で有名な劇団☆新感線のパクリいや違うインスパイアされたチャンバラ劇団の舞台監督をやっててそんときに舞台美術と大道具を頼んだ高円寺のぐっさんに、いわゆる垂木ってな立て40㍉横30㍉の角材を使って作ってもらった縁台なのだ。
すべからく舞台美術及び小道具等はいわゆる舞台サイズになってて大きいものは使いやすいサイズに小さいものは客席にもよく見えるよーに若干の巨大化させるのだが、いわゆる市販されている縁台のサイズ三尺(900㍉)×一・三尺(380㍉)×一・二尺(360㍉)よりも座高はそのままに若干ワイドとディープを狭くして作ってあるのだ。
したらば舞台での使いまわしは良いしここに座って芝居する役者はちと大きく見えたりするからな。ほらほらちと分かりにくいけど並べてみると大きさが違うだろ。大きさが違うんだよこの野郎。ってかなんかピアノの鍵盤みてーでちと愛らしいのだ。エボニー&アイボリーなのだ。んでもってその小道具縁台は十年もお庭で雨ざらしになってたもんだからもう朽ちてきて、座るのも危ういので臨時のお洗濯物置き場になってたのだが、近所のDIYでごらんの組み立て式縁台が1980ジャパニーズ円だしシーズン物だから思わず購入したのだ。
たとえばこの小道具縁台だって新たに垂木買ってきてニス塗って乾かして劇団稽古場のスタジオではない我が家で日曜大工並みの貧しさで採寸して鋸で切ってビスやら釘で組み立てて最後にもう一度ニスで仕上げたら手間も含めてとても2000ジャパニーズ円じゃあ納まらねーじゃんか発狂寸前にクソ暑いのに。ってなわけで古い縁台をバラしてみたら思ったより風化してボロボロだったのだが錆びた釘ってバラしにくいってな意味で丈夫だよな、手間取ったもんな。ほぼ十年間ありがとう舞台小道具縁台。ありがとう高円寺のぐっさん。葛西の朝ちゃんに銭返したら川崎のエンちゃんと春日のシバっちょも誘って五人で呑みにいこーぜ。もう二年ぐらい言ってるけどな。