高校生のガキのころ地域に密着した人気を誇るロックとハード・ブギのバンドを組んでいたおれはギター小僧に大人気の雑誌「ロッキンf」のインタビューで「ミュージシャンより作品に興味がある」などと小生意気なことをほざいて物議をかもしたぐらいだからやはり「Superstition”迷信”」ってな作品には凄く興味はあったのだが「Beck, Bogert & Appice」はカッコよかったのだ。なんと言っても冒頭のトーキング・モジュレーターってなトーキングをモジュレーションするエフェクター・プレイにグッドなセンスを感じるのだがなんにせよ一種の飛び道具だから一回使ったら他には使い難いよな。
オリジナルのアーティストでとってもワンダーなスティービーとベックのセッションなのだが「BB&A」のころの荒削りでパワフルなプレイからだいぶ円熟した貫禄のプレイなのだがスティービーは相変わらず鍵盤楽器を打楽器のように叩きまくってなかなかアメージングなのだ。
ってなわけで話しは替わるのだが今まで五厘長くて三ミリ坊主だったのがここんとこスキンヘッドにしたもんだから去年からヤボ用している連中から自転車でも盗んだのか。いったい何を反省してるのかともうお前ら生まれも育ちも卒業した学校も同じだろと思うくらい同じことをうんざりするほど訊いてくるのでいやいやカミングアウトしただけだよと返すと、えっ、そうだったんですか。といきなり敬語になってよそよそしくなるからそのままにしてるのだ。おれはただ”カミングアウト”ってな言葉をカミングアウトしただけなのになロケンロール。