【脚本】 ちと一息なのだがそんなヒマがあんのか。 | せっちんの地獄へズンドコⅩⅩ(怒)!

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うひょぉぉぉおおおずぐげらびんぼえええっ!

そんなヒマはあるのだ。

おれは追い詰められると頑張れるおっさんだからな、ベソかくけど。

脚本ってーのは、


○駐車場

      車の下に入っていくハルちゃん。

      そこに素っ裸にシッカロールで白くなったせっちんがやってくる。

せっちん「ハルちゃん、遊ぼう遊ぼう。うへっ、うへへへへっ」

      と薄笑いを浮かべて車の下に潜り込む。


とか書くのだが、最初の”○駐車場”ってのは柱といって、○は後にシーンナンバーが入るのだ。んでもって”駐車場”はカメラを置く場所、いわゆる客が観る視点なのだが実際はどこの駐車場でロケするかわかんねーから具体的じゃねーのだ。

んでもって次は行動を指示する”ト書き”なのだ。日本の芝居の原点は歌舞伎だから落語といっしょで”口伝”なのだが、教わるほうがメモして台本に仕立て上げてたので、所作、動きを”ト、立チ上ガル”とか”ト、振リ返ル”なんて書いたのが元だと言われているのだ。

んでもってセリフだな。これにはなんの説明もいらんと思われるのだが、監督の演出とか役者の技量が一番現れるとこなのだ。
せっちんの続続続続続続続続族・地獄へズンドコⅣ! 一番印象に残ったのは村上龍の小説を天願大介が脚本した映画「オーディション」なのだが、後半で狂気と怒りをあらわにした女を、監督の三池崇史は天使の微笑みを浮かべながら優しくいたぶるサドでエロチックな女に、もちろんセリフやト書きは脚本通りで、みごとに演出したのだ。優しさは恐怖を増すと教わったな。たとえば海外では”スターウォーズ”の脚本ってかコンテを見たのだが、英語だからよくわかんねーけどセリフとト書きがこと細かく書かれてて、更にはそのシーンのイラスト、いわゆる画コンテとご丁寧にコンテに描かれてるオブジェの動きを矢印で示してあったりして、わかりやすいけど役者の役作りの自由度はだいぶ日本とは違うんだろーな。

今おれが書いてるのは”柱”と大まかな”ト書き”だけで物語の交通整理をしてるのだ。いわゆる”箱書き”ってなやつで、お話しを小さな箱に分けて面白くなるよーに、辻褄があうよーに入れ替えてるのだ。この作業がおわると、ひたすらセリフを作るのだが、これが一番飽きるのだ。

連続小説と違って、いきなり完成形を目指すのではなくて、絵を描くよーに、彫刻を彫るよーに、構図を決めてデッサンして周りを見渡して少しずつ少しずつ全体が出来上がっていくのがセオリーなのだが、まあ、文学とは違って映像の設計図だからな、読者も撮影関係者だけだし。んでも何事も大変だぇ。