『別冊宝島・作家たちが読んだ芥川龍之介』
退屈で発狂して己の裸体を荒縄で亀甲に縛った挙句、初詣の手水の石の水槽に飛び込んで寒いよ死んじゃうよとわめき散らしながら昨年の神事やお札などを燃やす御炊き上げに飛び込んで、罪も無い初詣客にてめーら今年は呪われろ、体中のホクロから発毛してしまえなどと初詣に引っ掛けたののしり声を上げて、くるぶしまであるチンコを振り回してたら駆けつけた若いお巡りさんに捕まって、フルチン亀甲縛りで辛うじて肛門は隠れているという格好で更にはニューナンブの銃口をこめかみに突きつけられたまま新大橋通りぞいの交番で調書を採られるなどないように、古本屋で芥川龍之介を100ジャパニーズ円で購入し、読んでたのだ。
龍之介の短編が多く掲載されているので龍之介ビギナーのおれには非常に楽しく読めた。
なんだ、龍之介は面白いじゃねーか。
誰の解説か忘れたのだが、森鴎外や夏目漱石などの文豪に比べると、明らかに面白くないから龍之介は文豪ではない。ただ、一人称三人称に代表される小説の表現を縦横無尽に開発したことの凄さだと云う。
なるほどな、黒澤映画の原作である『羅生門』内容は『藪の中』なのだが、とにかく面白い。
『魔笛』『破線のマリス』『深紅』『烈火の月』以上、野沢尚。
『神の子どもたちはみな踊る』村上春樹。
調子に乗ってこんなに本を買ってしまったのだ、ブックオフだけど。
野沢尚が多いのは、おれがもっとも尊敬する脚本家だからな。4~5年前に自宅で首吊って自殺したけど。享年44歳。
おれの印象では完ぺき主義の闘う脚本家で、著名な監督にありがちな撮影途中の脚本の変更など絶対に許さない。
『烈火の月』ってな小説になってるが、北野たけし初監督の『その男、凶暴につき』も、当初は深作欣二監督で脚本を進めてたのだが、大人の事情でたけしが監督することになって、んな素人におれの脚本を監督させんのか、とかで揉めたらしいのだが、映画の仕上がりがそこそこだったので和解したんだと。闘うなぁ。
そんな脚本バカで実は打たれ弱い神経の野沢尚の小説は、まだ『魔笛』しか読んでねーのだが、はっきり云って力技で押していって上手くない。
最初から順書きが多い小説家の中で、脚本家特有の、最後までプロットを立てて、登場人物の生い立ち履歴書まで全て組上げて書く小説と、どちらがどうか意識して読んで行きたいのだ。
村上春樹、チンコの表現が多いな。野沢尚も凶暴なチンコの表現が多いけど。
もしかして、チンコが多くて18禁ブログのおれは文豪か。
どう思いますか、名探偵コニャン。
ズラがずれてますよ。
