腰がカクカクしたまま仕事に復帰したのだ。
自律神経だか潜在意識だか前立腺だか知らんが、そんなもが腰を庇うのか、なんか動きがおかしいし、背中が強張るな。
医者が言ってたのだが、肋骨と骨盤の間は一本の背骨があるだけなので、いわゆるムキムキと浮き出る腹筋じゃなくて、背骨を支えるディープな腹筋を鍛えないとダメらしい。
そのディープな腹筋にズーンと力が入るのが分かるのだ。
うーん。
すっかり腰をやっちまったせっちんってーのが周りに知れてしまったので、色んなヤツが色々言ってくるのだ。
一週間入院したヤツ、一ヶ月入院したヤツの腰痛自慢は当たり前で、一週間部屋で動けずに排泄は全て風呂場に這っていって済ませ、飢え死にしかけたバカ。
強烈なのは病院へ運ばれてモルヒネ打ってすぐさま現場復帰したツワモノもいたのだ。
三日寝込んだおれなんか甘いってな世界だな。
つくづく人間てのは、動物として失敗作だな。
二足歩行をするがために腰に負担がかかり、女子は子供を生物的に未熟児のまま出産する。
んでもって不自然に肥大した脳味噌に血液を送らにゃならんので、心臓がデッカくなっちまって本当は左側の肺を圧迫してるらしい。
こうした進化を行き当たりばったりに繰り返して、こんな不完全な身体になってしまった。
おとーさんは悲しいよ。
こんな不憫な子に進化しちまって。
早くのー天気でバカな四足動物に戻るのだよ。
ってーか、そんなにヒトだけがスペシャルな進化を遂げた過程って、すんごい興味があるのだが、あまり考えると夜、寝られなくなるので、焼酎のお湯割りを呑んでのー天気になるのだ。
のー天気な動物は可愛いが、酔っ払ってのー天気なヒトはしばし迷惑なのだね。
じっとしてても背中が強張って痛いのだ。
早く寝よ。