投資は損しそうで怖い人必見!!インデックス投資の期待収益率

<インデックス投資の威力>

iDeCoは税制面でのメリットが大きい制度ですが、運用面はどうなのでしょうか。何で運用するのか?どれくらいの運用益が期待できるのか?を詳しくみてみましょう。

iDeCoって何で運用するの?取り扱い商品の違いを理解しよう
iDeCoでは大きくわけて元本確保型と投資信託等の運用商品型があります。それぞれどのような違い、メリット・デメリットがあるのでしょうか。

<元本確保型>
iDeCoでは無理にリスク商品で運用する必要はなく、元本確保型の商品もあります。ただし、現在の日本は低金利ですので、大きなリターンを期待することはできません。儲けなくてもいいから絶対に損はしたくない!という方には元本確保型の商品で税制面でのメリットのみを享受されることをオススメします。

<運用商品型>
iDeCoでは投資信託等のリスクのある商品で運用することも可能です。商品により異なりますが。元本確保型品と比べ、どれくらいの収益が期待できるのでしょうか。


積み立てを高いリターンで運用し続けた場合、複利運用になるため、非常に高い運用効果が期待できます。複利運用とは積み立てた元本から生じた利益も元本に加算して運用する方式です。生み出した利益がさらに利益を生んでいくため雪だるま式に利益が増えていくことになります。

そのなかでも、選択肢のひとつとして考えたいのが日経平均連動型等のインデックスファンドです。インデックスファンドは日経平均等の代表的な指数に連動するような運用を目指すため、低コストを実現しながら投資効果を期待することができるのです。


では日経平均等のインデックスファンドを30年間毎月1万円ずつ積み立て、年利4%で運用できた場合を例に元本確保型商品を選択した場合との運用利益の差額を計算してみましょう。

「元本確保型」と「運用商品型」はどちらを選ぶ?
元本確保型と運用商品型は運用利益にどれくらいの差が出るのでしょうか。30年間毎月1万円を積み立てた場合の差額をみてみましょう。

【元本】
1万円×12カ月×30年間=360万円
元本はどちらも同じ、30年間かけて360万円を積み立てることになります。

【運用利益】
①元本確保型(年利0.1%)⇒約5万円
「え、これだけ?」と思われるかもしれませんが、現在の低金利環境下ではこれが現実です。
元本確保型が悪い訳ではなく、子供の教育資金等、リスクを減らして貯めたい場合に有効です。

②インデックスファンド等の運用商品(年利4%)⇒約354万円
なんと運用益が元本を上回ります。利回りが高い場合の複利による運用効果がいかに大きいかご理解いただけたでしょうか。

投資は時間を見方につける長期運用で勝ちに近づく
iDeCoは税務面でのメリットも非常に大きいですが、長期で積み立て投資をすることの運用効果も非常に大きいものです。せっかく長期での資産形成を考えられるのであれば、高いリターンを目指してインデックスファンドなどの運用商品にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。