MIRAGE | 野良犬の足跡

MIRAGE

蜃気楼の中に一人 蜃気楼の真っ只中に想う

視界が見えず 社会が見えず 想いも見えず ただただ暗闇の中

うっすら光る光線を目指し暮らしている


生まれ育った所が蜃気楼の発生しやすい街だった

うちらの県の代表が野球で勝ち進むと蜃気楼旋風と言われたりしたっけ

今住んでる所は霧が出やすい田舎町なんだ


崖っぷちから桟橋を見渡すと まるで車や人が浮いている様

まさにおとぎの世界 夢の世界

その中を僕は車で駆け抜けていく 僕は通り過ぎていく


ぷかぷかと浮かんだ空気の中で 何を悟ればいいのだろう?

コレって現実か? はたまた幻か?


ほんの一瞬なんだね わずかに瞳を閉じるだけなんだろうなぁ

昼までには霧も無くなってる 僕が死ぬまでには霧も止んでいるだろう


そうそうさ いつか霧も晴れるだろう いつか疑いも晴れるだろう

蜃気楼の中に一人 蜃気楼の真っ只中に想う