ツギハギ
つぎはぎされた服 いつも着てる ツギハギされた自分 常時着こなしている
つぎはぎされた世界を垣間見よう 糸と意図の間から、うっすらと覗く幻想と現実を
「ママ、ツギハギありがとう 穴が見えなくなったね これで寒くないや」
毎年のように冬将軍に悩まされ続けた自分にとって、寒い街の風が直に自分の身体を襲うことだけは避けたかった
霜焼けなんか当たり前 耳や鼻などは冷たいを通り越して痛いと来たもんだ!!
そんな季節 そんな社会の中で生きていく過ごしていく流れていくには 少しでも自分で心を暖かくしていかないと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
と幼い頃から無意識にわかっていたんだが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
不凍港を手に入れるためにロシアの南下政策があったと歴史の時間に聞かされた時に もの凄く実感したのを覚えている
僕もなぜか南下政策を採っているようなものだ!!
しかし、いつの日にか自分も寒い季節に恋焦がれる日が来るのだろうか?!
歳を取る度に歩いてきた道のりを思い起こしながら、もう一度回帰していくこともあるのかもしれない
今もそういう気持ちはわからないのだが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
つぎはぎされた自分が今歩いている場所は血と汗と泪で修繕された吊り橋なのだろうか?!ツギハギからツギハギへ ツギハギが綻んでもツギハギはつぎはぎ
つぎはぎされた服を今も着ている ツギハギされた心で今この世界に何とか流されている
そう、わずかながらに結び付いてる関節や心を繋ぎとめて今日もほのぼのと生きていきたい
ツギハギされた自分と ツギハギされたこの世界の中に