雪化粧
雪化粧は美しい
雪化粧は美しい
自然のなせる技だ
その日は13年ぶりの大雪となり、僕の身体、そして心を覆い被せていった
降り積もる雪の中をミシミシと滑らないように歩く歩く歩く
歩いた足跡が形となり残るのだが、
雪がふぶいてるため、いつの間にか跡形もなく、消えていく消えていく
鑑賞に浸る暇も無く・・・・・・・・・・・
グランドファーザーが息を引き取る瞬間、銀幕が街を包み、雨が悲しみの雪となり積もらせたのだろう
火葬になる前、僕の心に刻むため、もう一度素顔を拝んだ
一仕事終えた安堵に満ちた寝顔だった
それは生きているわけではなく、白くまさに雪が乗り移った姿だった
安らかに安らかにお休みなさい いつかまた会おう
安らかに安らかにお休みなさい いつかまた会いたいね