歓声
歓声がこの青空にこだまする
歓声がこの青空にこだまする
僕が期待してたのはこのことなのか?
はぁーはぁーはぁー
呼吸が安定しない 顎も上がっている
もう疲れたのか?
42.195キロ 過酷なレースだ
人生を模した孤独なゲーム
今僕は誰と戦っているのだろう?
「頑張って、頑張って!!」
「負けるなよ!!おい!!」
「ファイト!!」
みんな他人行儀だよ
ゴールのないゴールを目指してるようなもの
ゴールのないゴールを目指してるようなもの
一つテープを切ったら、その先にまた白いテープが用意されてる
繰り返し 繰り返せよ!!
もう既に無意識に足が動くこともなく、脳が意識的に足にそう言い聞かせていた
歓声を目指して 歓声を目指して
あのコの胸に飛び込めれば
あのコに強く抱き締めてもらえれば
それで十分 それで満足さ
ゆっくり休めるだろうよ
ゆっくり眠れるだろうさ