ATHLETIC MEET | 野良犬の足跡

ATHLETIC MEET

フィールドに銃声が鳴り響く

フィールドに銃声が鳴り響く


各々が顔を強張らせ、スタート位置に向け、歩いていく

なぜか背中をうなだれて、まるで重労働者のよう

明日のことなんて考えちゃいない 今この第一足に全身全霊でかけてみる


緊張がこだまのように駆け巡り、再び自分に舞い戻る

かつての栄光に縛られてないか?最終チェックは怠ってないか?

自問自答を繰り返しながら 足や手の緊張をほぐす自分


順番はどうでもよかった この時この場所と一体になりたかったんだ


また出かける日もそんなに遠くない

また出かける日もそんなに遠くない


ほんのほんのほんのわずかな暖かさに笑みを浮かべる自分

先のことは分からない 先のことは分からない


ピストルの音から全てが始まるんだ

ピストルの音から全てが始まるんだ



つづく