私は暗ーい家で、暗ーい青春時代を
過ごしたものですから、
小さな頃から、占いやらおまじないやら、
そういう世界の中で空想にふけり、
見えない世界のことをなんとなく
信じ続けて、それが私の心の支えでも
あったのかなと、
思い返すと、そんな気がします。
通知表によく、
「ぼーっとしている時があります」
って書かれたな(恥)
本当の私は、こんな惨めな私ではなく、
きっと、いつかアゲハ蝶のように、
美しく羽ばたく日がくるのだと、
恥ずかしながら、そんな風にさえ
思っていたような、、、。
とにかく夢見がちな少女でした。
私は獅子座で、目立ちがりやとか、
表現者とかお調子者とか言われたり、
Ｂ型だからマイペース、こだわりや、
いいかげん、個性的と言われたり、
四柱推命では、美意識高い宝石の気質、
プライドか高く自立心もある。
あと親と縁が薄いとか、試練が多いとか、
、、、
うん、全部当たっている。
あと、大人になってからは
何回か霊視もしてもらいました。
なんだろね？あの、霊視してもらう時の
ワクワク感って。
お金を出して、
自分を視てもらうという贅沢な感じ。
自分にスポットライトが当たってるような
快感があるのよね。
で、そういうのをひと通り、
興味のそそられるものは
ぜーんぶやってみて、
気の済むまでやってみて思ったこと。
私って、一体何をやりたいの？
いや、正確に言うと、
何て言って欲しかったの？
占いに、霊視の人に、
なんて言って欲しかったの？
どの結果にも、どの言葉にも
心から満足していない自分がいた。
そんなことが聞きたいんじゃない。
素質とか、性格とか、相性とか、前世とか、
そんなんじゃなくて、
私が欲しかった言葉は、
「 あなたは、
絶対に、
幸せになれます。」
うん。
多分この言葉が欲しかったんだな。
誰かに言って欲しかった。
自信をもらいたかったの、簡単に。
何をしたいかでもなく、
何で稼ぎたいかでもなく、
悩みなんかほんとはなくって、
ただ、私が幸せになれるのかを
知りたかった。
なっていいんだよ、
なれるに決まってるじゃないか。
そんなの、誰にいわれなくったって、
自分で決めていいんだ。
自分にゆるしていいんだよ。
私は幸せになっていい。
私は、幸せな私を見つけたよ。
