マイレージ上級会員になる際のきっかけが

世界一周航空券購入ということは時々あります。

(私もそうでした。)

その経緯はこちらです。

 

 

 

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世界一周航空券は一度に多くのポイントが加算されることが多く

1回の世界一周だけでも上級会員にかなり近づくことも可能です。

 

ここでは全日空マイレージクラブの「プラチナ」を念頭に書いていきます。

「プラチナ」に到達すれば航空会社連合「スターアライアンス」のゴールド会員となります。

これで「スターアライアンス」加盟航空会社利用の際に

空港ラウンジ利用など多くの優遇を受けることが可能になります。

一応簡単にその内容をまとめたものがこちらです。

 

 

 

全日空の「ANAマイレージクラブ(以下AMC)」には通常のマイル加算のほか

「プラチナポイント(以下PP)」があります。

このPPが上級会員へのポイントの基準です。

 

世界一周航空券はキャビン(エコノミー/プレミアムエコノミー/ビジネス/ファースト)と

総距離によって料金が決まります。

このほか空港使用料や税金及び燃油サーチャージが加算されます。

 

勿論距離が長いほどポイントも多くなる傾向はありますが

実は予約クラスによってもポイントが異なります。

同じキャビンでも通常は複数の予約クラスがあり

世界一周ではない航空券は予約クラスによって料金が異なることが通常です。

しかし世界一周航空券では適用される予約クラスが決まっています。

この予約クラスはスターアライアンスのサイトで公開されている…と思いきや

私が探した限りでは見つかりませんでした。

このため、ツテを使って調べていただきました。

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このPPも予約クラスによって加算率が異なります。

この加算率基準は全日空サイトで公開されています。

加算数は距離によるもののほか

搭乗するたびに加算される「搭乗ポイント」もあります。

 

 

調べていただいたところ

エコノミークラスですと全日空のほか

エバー航空/ルフトハンザ航空/SWISS/オーストリア航空/タイ国際航空の利用であれば

マイルの100%+搭乗ポイント400PPが加算されるそうです。

 

マイル数自体は検索できるサイトが数多くあります。

これらを使ってマイル数を調べてみます。

例えば東京-ロサンゼルスは5458マイルです。

全日空であれば5458+400=5858PPですが

ユナイテッド航空やシンガポール航空ですと

5458X0.7=3820PP程度になってしまいます。

(実際のPPは公表されている基準と数PP合わないことも多いため

こちらの数字は参考程度として下さい)

同じ区間であれば上記6航空会社を利用した方がPPは多くなります。

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また、路線倍率が高い路線を利用するのも有効です。

全日空運航便(一部関連会社運航便も含む)であれば

日本国内線は実際のマイルの2倍

アジア/オセアニア路線は1.5倍+400PPが加算されます。

例えば東京-(全日空)-デリー-(ルフトハンザ航空)-フランクフルトとすると

3656X1.5+400+3805+400=10089PP程度になります。

これが東京-フランクフルト直行便ですと

全日空/ルフトハンザ航空とも5929+400=6329PP程度となります。

 

日本国内線はマイルの2倍がPPとなります。

(搭乗ポイントはありません)

旅行の開始及び終了地点を沖縄にした場合

(この事例では東京は滞在しないこととします)

沖縄-東京の往復分を全日空で追加しますと984X2倍X2=3936PPが加算されます。

PPが1月01日から同年の12月31日までに50000PPに到達すれば

「プラチナ」に到達です。

一応翌年4月01日から翌々年3月31日まで上級会員が適用ですが

実際は事前サービスの制度があり

到達から数日後にはスターアライアンスゴールドのサービスが受けられます。

プラチナ会員である間にクレジットカード「スーパーフライヤーズカード」の会員に申込み

審査が通れば年会費はかかりますが

年会費を払えばその後もスターアライアンスゴールドの資格が継続されます。

(クレジットカードですので継続時も一応審査はあります。)