台湾の中でも台南にはよく行っていますが
今回はこの台南水道博物館に行きました。
ここは1912年に建設が開始され
1922年に供用開始となりました。
長年に渡り台南地区に水を供給していましたが
ほかの施設ができたため1982年に廃止となりました。
日本統治時代の建築を今に残す貴重なものということで古蹟に指定され
その後整備され2019年に一般公開されています。
進んでいくと正面には日本統治時代に建てられた急速濾過装置室があります。
台南水道の建設に多大な貢献をされた濱野彌四郎技師の胸像があります。
中に入るとそこには現役時代に使用されていた濾過装置が並んでいます。
急速濾過装置室の右にはポンプ室があります。
こちらは施設供用時である1922年の建築です。
濾過された水をここのポンプで浄水池へ送っていました。
このほかにもいろいろな展示があり
見応えある博物館です。
ここから1kmほど離れたところに浄水池があるのですが
時間の都合で行けませんでした。