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幸せ家族計画!

しがないいち新生児科医のプライベートなブログです。


雪嶺蛍の秘密のダイアリー★

スコッチウイスキーの定番(なのかな?)バランタインのファイネストを買ってきました。こないだのジムビームに比べるとものすごく甘い。そして濃い目の方がおいしいですね。

同じウイスキーでもここまで味が違うのかってくらい違うもんですね~。

バーとかでいろんなウイスキーを飲み比べてみたい。。。そんな素人の軽いノリが許されるバーはないかな~><
小児科の実習の一環で、開業病院を見学してきました。教授と同期というから、かなりびびったけれど、ものすごく気さくな先生で、話しやすかったし、丁寧に色々教えてくれました。

特に、患者さんの聴診をさせてくれたのはとても勉強になりました。小児の場合、循環系より呼吸器系の病気が多いようで、こないだやった呼吸音の勉強会がいきなり役に立ちました。

そしてなにより、先生のお母さんとの関係の作り方がすごいと思いました。医者は話術が大事とはよく言いつつ、大学病院になれていつの間にかその感覚が薄れていたけれど、先生の技術はすごかった。出来そうで出来ない、細やかな気配りや、お母さんが何を必要としているかを汲み取る能力、外来診療がひとつのアートに見えてきました。

患者さんや親御さんの前で病気の説明をしたり、学生が実験台よろしく触診や聴診をしても、嫌な顔一つしないのは、医師患者関係をうまく作れているからこそのことなのだなあと感じました。

風邪やぜんそくで掛かる子供たちを見ていると、子供の頃に憧れた「町のお医者さん」とも言うべき僕が本来抱いていた医者のイメージが蘇ってきました。こういう医師のあり方っていいなって改めて思いました。

とはいえ、医は仁術といえども開業医になるためには単なる医療だけでない領域でかなりの技術と知識を必要とします。地域との関係作りとか、経営のこととか。僕がそれらに長けているとは到底思えないので、感化されるままその方向へ向かっていくことにはブレーキがかかるのですが、今日受けた感銘と先生のイメージは大切にしていきたいです。
めでたくクランクアップしたので、あとは音響編集をのこすのみとなったボイスドラマ「珍獣ロック」 ですけども、セリフ収録は声優さんの仕事を待つだけだったので、むしろこの行程が僕のメインタスクとなります。

BGMの使い方やSE収録の工夫なんかは以前にもちょっと紹介したので、今回はドラマの主軸となるセリフの編集についてご紹介します。

ネットを介したボイスドラマ作りの最大の弱点は、声優さんがスタジオに集まって一度に収録できないことにあります。声優さんが各々収録してくれた音声を、あとから切り貼りして繋げて一つの会話にするため、どうしても違和感が出てきてしまいます。演技上の食い違いはもちろん、録音環境の違いがもろに出てしまいます。音質の差、音量の差、雑音の差、部屋鳴りの差、マイクの周波数の差、マイクからの距離の差、これらをいかに均して違和感を軽減するか。これが編集のキモになってきます。

まず「ゲート」というエフェクトで雑音を除去します。これは、セリフがない部分のノイズをカットする効果で、例えば、常に「ザーッ」というノイズが入ったセリフデータがあるとすると、「ゲート」をかけることでセリフのない部分の「ザーッ」が消えて無音になります。ただしセリフがある部分の「ザーッ」は残存するので、本質的なノイズ除去にはなりません。むしろ雑音が出たり消えたりすると目立つので、逆効果になることも少なくありません。

そんなときは「イコライザー」をかけます。「イコライザー」は周波数ごとの音量を別々に調節できるエフェクトで、雑音の主成分の周波数をカットすることで、セリフのあるなしに関わらず、雑音を軽減することができます。ただし当然セリフの周波数にも影響を与えてしまうので、声質がちょっと変わってしまいます。あまり強くかけてしまうと、電話で喋っているみたいになったり、窓の外で喋っているみたいになるので、雑音が完全に消えるほどかけることは出来ません。その上、周波数に関するエフェクトは洗練された耳を必要とするので、素人の僕にはリスクを上回る効果をどこまで期待できるかという問題が生じてきます。

それから本当なら声優さんごとのセリフの音質差も「イコライザー」「コンプレッサー」などを使って均していけたらいいのですが、こればっかりは本当にプロの仕事に なってしまう(本来収録時に調節するものなので、後からエフェクトでなんとかしようとするとものすごい正確な耳と緻密な調節が必要になる)ので、下手に手を出さず、ノイズ処理にとどめます。それでも大分違和感は軽減されます。

音質のズレを補正したら、今度は各声優さんごとの音量差を埋めていきます。これが本当に大変!声優さんごとの違いはもちろん、一人の声優さんのセリフの中にもかなりの音量差があります。当たり前ながらすべての声優さんがプロ仕様の機材と環境を使用できるわけではないので、収録する日によってマイクの感度や声量、マイクからの距離が違ってきます。だから究極的には、すべてのセリフを別個で調節する必要があります。

特に今回は臨場感を重視するために、「コンプレッサー」という一括して音量差を潰して一定にするエフェクトをまったくと言っていいほど使用していないので、すべてボリュームコントロールで調節していかなければなりません。何度も聴き直して、気になる箇所を調節していく他ありません。本当に地道な作業です。

こういう作業をしていると、普段何気なく聞いているドラマやアニメなんかのセリフが、ささやきも叫びも一様にはっきりと聴こえるのはすごいと思います。

どんなに細かい演出をこだわったところで、場面やキャラによって音量が大きすぎたり小さすぎたら、あまりに聞き苦しいので、公開までの一ヶ月間、なるべく聴き返して、差を軽減していきたいと思います。