7月に予定している30数年ぶりのザンビア再訪に向けて、先日、大きな一歩を踏み出してきました。
行き先は、東京にあるザンビア共和国大使館。
でも、そこに至るまでには、思わず自分でも苦笑いしてしまうような「前日談」がありました。
1. 旅の準備は「迷子メール」からスタート(笑)
まずは情報収集!と意気込んで大使館に電話したところ、「詳細はメールで送ってください」とのこと。
張り切って送信したのですが……返信が来てびっくり。
なんと私、日本にあるザンビア大使館ではなく、アフリカ現地にある「在ザンビア日本国大使館」にメールを送っていたんです!
さらに、別の送信先も大使館ではなく現地の「プレス広報(報道担当」
気持ちが焦るあまり、私の心だけ先にザンビア現地へ飛んでいってしまっていたようです。
間違いに気づき、慌てて東京の大使館へ再送。「明日伺いたい」という急なお願いでしたが、幸運にも温かく受け入れていただけることになりました。
2. 「ふわふわの椅子」と「ソーサー付きの緑茶」
ドキドキしながら訪れた大使館の会議室。
通されたのは、「ふわふわの椅子」のある立派な部屋。
大切なお客様として迎えてくださっているのが伝わり、緊張がふっと解けました。
さらに運ばれてきたのは、丁寧なカップ&ソーサーに入った緑茶。
「日本の方だから」というリスペクトが伝わってきて胸が熱くなりました。(「緑茶なら取っ手はいらないのに……」なんて心の中でツッコミを入れたのは秘密です!)
3. 知っておきたい「今のザンビア」事情
大使館の方からは、ガイドブックには載っていないリアルな最新情報を伺えました。
* 通信の主役はWhatsApp: 日本のLINEのように、現地では「WhatsApp」が必須。イーロン・マスクのStarlink(衛星通信)も普及し始めているそうです。
* 治安の太鼓判: 「ザンビアは平和を誇りにしている国。基本を守れば怖い目に遭うことはない」という力強い言葉をいただき、一安心しました。
* 通貨の豆知識: 地方ではドルの両替が難しいため、現地の「クアチャ」が重要。今は500クアチャという高額紙幣もあるそうです。
1992年当時、100ドルを両替すると手元には約2万〜3万クワチャもの札束が戻ってきました。確か100クワチャが最高紙幣だったような気がします。ウエストポーチがパンパンになって買い物に行くのも一苦労だった記憶が蘇ります。
国境の近くで両替をしてもらうと間が新聞紙だったというエピソードもよく先輩から聞いていました。
それが2026年現在、100ドルは約1,950クワチャ。2013年のデノミネーション(通貨の桁切り下げ)を経て、数字の桁はすっかり整理されました。
そして驚いたのが、新しく導入された「500クワチャ札」の存在です。かつて手にしていた500クワチャとは、その重みも価値も全く別物。30年という月日の流れを、この新しい紙幣が物語っているようです。
100ドルを両替
4. 予期せぬサプライズと、小さな「宿題」
一番の驚きは、大使館からの心のこもったプレゼントでした。
ザンビアの地図、そしてお揃いのTシャツと帽子!
さらに、「私の前任者と二人で行く」と伝えると、「彼女の分もどうぞ」ともう一セット持たせてくださったのです。その細やかな心遣いに、ザンビアの懐の深さを感じました。
ダメ元で写真を一緒に撮っていただけますか?と聞くと快諾していただきました。
フォトスポットでの記念撮影では、大使館の方が私のスマホで「自撮り」をしてくれるというフレンドリーな場面も!
ただ、私のAirDropの設定ミスで写真がその場で受け取れず、「次に来る時までに設定しておいてね!」と優しい宿題をいただいてしまいました。
5. 旅は、もう始まっている
「ザンビアから戻ってきたら、また遊びに来てね」
最後にかけていただいたその言葉が、何よりの宝物になりました。
今後はメールで相談しながら、一緒に渡航プランを練ってくださるそうです。
30年前の思い出を大切に抱えながら、今のザンビアと向き合う旅。
大使館という心強い味方を得て、最高の旅になりそうな予感がしています。




