風の香り  伊勢和紙による三輪薫 写真展 | iPhone写真家 SETSUKOのブログ

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iPhoneで写真を撮って自分好みに加工をするiPhone写真にはまりました。主に身の回りにある植物や風景を撮っています。小さな植物にも名前が付いていること、面白い特徴があること、植物の世界の不思議にも魅せられています2022.01からはiPhone13PRO です。



伊勢和紙による三輪薫写真展

「風の香り」

〜日本のこころの自然風景〜


カメラで日本画や墨絵を描く作風を目指し、和紙プリントに決めました。

とは言っても、当時は銀塩時代。2000年ころデジタル時代の到来で長年の念願だった和紙プリントによる作品作りが実現できた。

「カメラでの日本画を描く」作風には和紙プリントが似合う。

自然風景の撮影を始めた頃、空気を写して再現したいと思った。和紙プリントはその願いを叶えてくれるようなきがしている。四季の香りに包まれて過ごし、風が運んでくれた香りを楽しみながら撮影している。

                      ーフライヤーよりー


和紙を使用した作品とのことで、見に行きました。


ロール紙に印刷したものを、

透過光で見せるもの、

スポットライトで見せるものがあり、

同じ作品でも、光源によって感じ方がずいぶんちがいます。 


天井からの吊るされた作品は、

2枚が合わさっていて、

内側から見ると、透過光

外から見るとスポットライト。

多くの人がしていたように、

私も作品を見比べて、画面が反転している?

通りでなんか変な感じがしたわけです。



和紙には、

粗面と、滑面があります。

今回は、作品ごとに、

紙の種類、粗面と滑面、サイズと色々でした。


さりげなく置かれている行燈も素敵でした。


額装をして仕上げているものは、

滑面に印刷をしていました。

ガラス越しに見ると紙の質感がわかりにくくなってしまうからなのかな?と思いました。


これはかなり大きな作品で、

五八半とおっしゃっていました。

150cmx 240cm

展示は強力な磁石を使用、こんなに大きな作品なのに6点溜め。




和紙に印刷は顔料インクを使うので、百年は持つ。

退色はしないとおっしゃっていました。


大きな作品の保管をお聞きしたら、

丸めて保管だそうです。

紙を挟んで丸めることで外気に触れず、良いそうです。


和紙は生きているので、

この展示の期間中も、

湿気で伸びたり、縮んだりするそうです。

そのために展示中も、展示の微調整が欠かせないそうです。



今まで、私が見てきた和紙作品とは、

全然違う作品で、

カメラで日本画を描くというコンセプトの通り、

淡い色の組み合わせが多く、

とても素敵でした。


iPhone写真家  砂田節子



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