Heart Beaart 2人展
無事終了しました。
お二人は私が所属する国際芸術写真協会の重鎮。
Osamu Hayashi
風景写真写真
林さんの写真は大きなサイズの写真で見ることで、
びっくり、びっくり!
今まで写真集やモニターでは見えていなかったものが見えて、間違い探しをするときのように画面に顔をつけて、あ!ある!ある!
寄ってもだけどやっぱり、離れて全体を見ることで、画面からの広がりや、空気の流れなどを感じてみると、心が落ち着きます。
テーマを決めて、テーマに沿ったセレクト、展示方法、視線誘導、見せ方へのこだわりと、深い思考についてお話を伺いとても勉強になりました。
1枚の作品を見せるまでの道のりの長さ、いかに私は短絡的に物事を進めていたのか、反省すべき点がいっぱい。
Takayuki Nakatsuka
動物
猛獣も、なぜか上品な作品に
中塚さんの作品は、スーパーリアリズム。
質感が半端なく、ライオンの立て髪の中にいる虫、血走ったお猿さんの目、今にもこちらに突進してきそうなサイのごつごつした、皮、つい、触って自分で若干を確かめたい衝動に囚われます。
動物好きな人も多く、撮影場所となった天王寺動物園に行ってみようという気になった方が何人かいらっしゃいました。
名古屋の動物園 人気者のゴリラだそうです。
考えている様子がまるで人間みたい。
なんとも言えない表情が人間みたいで、
見ていて、自分を被せてみていました。
今回の展示は、A0 B0と、作品自体がとてつもなく大きく、B0に関しては、紙の納品が何ヶ月も先になるということで、手漉き和紙ではなく、ロールの用紙を使ったそうです。
大きい作品であること、和紙であること、
大きくして見栄えがするのは、写真の中にたくさんの情報があること、処理が丁寧であることだなぁとつくづく感じました。
今回の展示で1番思ったこと
リアルに勝るものはない
実物は本当に素晴らしかったです。
また後から見返せるようにと
写真集とクリアファイルを購入させて頂きましたが、印刷する媒体によっても色味が全然違い、
作品とは別物みたい。