土田ヒロミ写真展 ウロボロスのゆくえ | iPhone写真家 SETSUKOのブログ

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iPhoneで写真を撮って自分好みに加工をするiPhone写真にはまりました。主に身の回りにある植物や風景を撮っています。小さな植物にも名前が付いていること、面白い特徴があること、植物の世界の不思議にも魅せられています2022.01からはiPhone13PRO です。

土田ヒロミ写真展
ウロボロスのゆくえ

キャノンギャラリーS
10:00〜17:30
日・祝日休館
2021.11.29〜2022.01.17

土田ヒロミさんは、ずっと第一線で活躍されている写真家だから、この展覧会は観ると良いと勧められたので見に来ました。

土田ヒロミは1939 年福井県生まれの写真家です。60 年代後半の浅草を記録した『自閉空間』(1971 年太陽賞受賞)でデビューして以来、

昭和、平成、令和と時代を通して「日本」をさまざまな角度から記録してきたドキュメンタリー写真家です。


今回の展覧会の、
ウロボロスとは?

ウロボロスの意味としては、自分の尾を飲み込んでいる竜または蛇の姿を指します。実際にそのような蛇がいるわけではなく、神話の中で描かれているものが由来です。近年意味として使われるのは「無限」や「終わりのない」が主流です。「死と再生」の象徴ともされています

1991年から始めた「産業考古学」
日本の高度成長経済を支えできた基幹産業の生産現場を記録するプロジェクト
1993年からの「Fake Scape」
大都市郊外の国道線路沿線(主に国道16号)に現れていた消費者を誘導する異様な意匠の店舗の風景を記録するプロジェクト

コロナ禍ということもあって、一気に、デジタル、オンライン、非接触…日本の今を考える上で、1990年代を振り返えり、産業と消費をウロボロスに例えています。

産業考古学
炭鉱現場や、工場の現場。
大事な産業ではあっても、
実際には見ることがなく、
どのようになっているか知らない世界。
工場はとてつもなく大きく、
複雑な構造をしている。
両手を広げたよりも大きなサイズの写真は迫力がありました。
今は閉山されて炭鉱は無いそうですが、
炭鉱といえばまだ暗い中、煤けて大変なイメージを持っていましたが、炭鉱の入り口の写真は、
近未来的なイメージでした。
造船所の写真は、
船が🚢想像以上に大きいこと、そしてそれを作るにはもっと広い場所が必要なこと、当たり前ですが、そのスケールの大きさにびっくりしました。

そして、お茶目な遊び心で、畑に座礁している船のみ写真がさりげなく、展示されていて、お話を伺わなければスルーするところでした。






Fake Scape
これは、何と訳せばいいのだろうか?
嘘の景色、土田ヒロミさんは、消費者を誘導する異様な意匠の店舗と定義しています。
これは壁全体をFake Scapeの写真でコラージュしています。圧巻の大きさです。
A3サイズで70枚分くらいの広さです。
そうやって見てみると、なんだか、黄色や、赤がめにつきます。黄色は目につきやすい、目立つ色色と聞いたことがあるので、広告や看板として使われてやすいのだろうなと思いました。g
懐かしの風景ですが、こうやってみるとなんか安っぽい気もします。
そこがFake Scape なのかなぁと思ったりもします。




何と、お年は、もうすぐ82歳になるという。
明るいグリーンのセーターを着て、
写真と同様にエネルギッシュでいらっしゃいました。


iPhoneで写真を撮っています、と言ったら、
ちゃんとパソコン使ってPhotoshop使えるように勉強してね。
沢山、写真撮ってねと激励の言葉をいただきました。

色々お話いただきまして、
ありがとうございました。