柴田あゆみの世界
羽衣 H3000 x W40 2020
かみのやま H255 x W200 2018
巡るいのちのRoots
富士川・切り絵の森美術館
2020/9/12〜12/20
山梨では今までの集大成の作品が見られると聞いたのでやってきました。
大作もありますが、
基本、びっくりするくらいとっても細かい。
なので入場と同時に大きな虫眼鏡を手渡される。
あまのいわとびらき H3000 x w2200. 2018
天井から床までの大きな作品。
丸い同心円何が幾重にも重なっています。
そして同心円の部分は細かく切り出されています。
これは銀座でも拝見しましたが、まさに羽衣。
着物の反物のようにとても長く、模様が切り込まれています。
いったん切り出すと集中して作業をされるそうです。
これはガラスの中に幾重にも重なった切り絵があり層になっています。
写真の左下が、横から見たもので.何重にもなっているのお分かりになりますでしょうか?
そして、光があることで透けて、光による立体感、そして影によってできる形、
いかに細かい作業が、写真の右の部分をご覧になって想像がつきますか?
いのちの根
ここは、切り絵で出来たトンネルにになっています。大きな木が茂っていて、下には根っこの模様。上からは色々な植物の葉が垂れ下がっています。
白い紙ですが、光の当たり具合で色々な表情を見せてくれて、別世界に迷い込んだ感じです。
かみのやま H255 x W200 2018
この作品はなんと切り絵で立体的な山を表現
108層もの重なりがあるそうです。
これはブック形式になっていて、
左端が糸で綴じられているのおわかりですか?
つまりこの展示は、ブックを開いた感じで展示されていますが、閉じるとコンパクトになります。
それにしても108層!
右下の写真を見てください!
山の麓には町が広がっています。
虫眼鏡🔍で近寄ってじっくり見るミクロの世界あり、
左上から時計回りに
はつが・肺
はつが・耳
はつが・種
はつが・子宮
これは元町のギャラリーでも見ましたが、
身体の一部を使って表現していますが、
生々しさは無く、なんかユーモラスな感じです。
これも虫眼鏡🔍の出番で銅版画の部分が
かなりかなり細かい絵になっています。
この絵は日常の生活をモチーフにしたものが多く、見出すと他も気になってつい見入っちゃいます。
これは一つ一つ見るとまたとっても幻想的です。
ガラスの容器も一つ一つ素敵で、
ランプの形をしていたり、
ボットの形をしていたり、
実験で使う分液漏斗みたいだったり、
これは、銀座の和光でも見たもの。
銀座を象徴するビル群があるかと思いきや、
みらいは甲府駅ってほしいという願いで、
森や、小川が流れています。
銀座の和光で、この作品のもとになったという設計図を見せていただきました。
なんと、この手の作品、ガラスの器に収まっていて立体に見えますが、
元々は長い平面でくるくると丸めて立体感を出しています。。
美術館のガラスの窓いっぱいに、展示。
てっぺんに時計がご覧になられますか?
そうです。
これは銀座の中心にある和光のシンボルでもある時計。
そして森にも、ガラスにも鳥が🦅飛んでいます。
見れば見るほど、細かいところの発見が多くあります。
切り絵といっても
柴田あゆみさんの切り絵は、平面では無く
立体でその空間全体をインスタレーションして見せる体感型の作品です。
空間を演出するから、
大きい作品もありますが、とても細かい作業で、虫眼鏡を持って鑑賞することで、あ、見つけた!という、宝物探しのような楽しみ方もできます。
切り絵とはいえ、
紙と光の彫刻とも言えます。
美術館のガラスの窓いっぱいに、展示。
きっと今までこんな展示はなかったんじゃないかな?
ガラス張りだから、
外からも見られます。(入館料払わなくても)
でも、
入館料払って見ると
こんなもんじゃないですからね。
ここまで来ているんだったら、
外だけ見て終わりは、もったいないです。
是非、中に入ってSHIBARTをご覧になっていただきたいです。
※富士川・切り絵の森美術館のホームページに、クーポンってところがあって、そこを入館時に見せると1割引きでした!















