タデ科 イヌタデ属
名前の由来は、水引(みずひき)から。進物用の包み紙を結ぶ紙糸で「こより」に水糊をつけて固めたもの。紅白に染めたもが使われます。
花のミズヒキは、、花の上部は、紅色ですが、
花を下から見ると、白いことから、紅白の水引に見立ててミズヒキの名前になりした。
葉っぱは互生。葉の先端は尖ります。時期によって葉っぱに八の字の模様が入ります。
上の写真の左側の葉っぱにハの字の斑が入っているのわかりますか?
茎の節部は膨らんでいます。わかるかなぁ〜
上半分は萼片(ガクヘン)三枚が赤で、下半分、萼片1枚が白です。
花びらに見えるのは萼片で花びらはありません。
雄しべは5本。
雄しべの花柱は先が2つに裂けて先端は鍵のように曲がっています。
小さな小さな花ですが、
そんな中にもちゃんと雄しべ、雌しべがあって…
不思議だなぁ。
花を観察できるのは午前中の数時間のみ。
花が閉じている時は、米粒のように固く小さいつぼみから雌しべの先端だけ見えます。
この日は雨が降っていて、
つぼみと水滴が一体化していました。
雌しべだけ、チョロンと見えるのわかりますか?