PHARMACEUTICAL CLINICAL REASONING
薬学臨床推論
かかりつけ薬局に必要な薬学臨床推論
-何をどう学びどう活用するか?-
岸田直樹
薬剤師資格は国家資格ではあるが、
今後10年したら薬剤師の調剤業務は、AI(人工知能)にとって変わってしまうだろうという予測がある。
これからは自身も変わっていかなくては生き残っていけない時代になる。
岸田先生の症候学を以前受講したことがあり
面白かったので本日も受講。
医師から、薬剤師へのお願い
医療者の1人として、薬剤師さんも患者さんの声を聴く力をつけよう。
でも、、いったい、どういう情報収集をしたらいいのだろうか?
臨床推論とは…
患者さんの疾病を明らかにして解決しようとする際の思考過程や内容
風邪とは?
自然に良くなるウイルス性の上気道感染
以下の3症状が急性に、同時期に、同程度存在している状態
①鼻症状(くしゃみ、鼻汁、鼻詰まり
②喉の症状(咽頭痛やイガイガ感)
③咳症状(咳:喀痰の有無は問わない)
三領域にわたる多彩性は発熱の有無にかかわらずウイルス感染の特徴
細菌感染は原則として1つの臓器に感染
風邪はウイルス感染なので
抗生物質すなわち細菌を殺す薬を使っても効果は無いのです。
風邪の時は症状に応じた対処療法をするのが良いのです。