ドクダミは、緑の葉っぱに白のコントラストが印象的な植物です。
花は茎上方から伸びた花茎の先に淡黄色の穂状花弁をつけます。
花穂の下に白色で4枚開いているものが、、一般的に花びらだと思われていますが、これは
苞(ホウ)と呼ばれるものです。
実際のドクダミには花弁もがく片もなく、黄色の部分は雄しべの先端の葯が密集したものです。
ドクダミというと葉っぱの独特の嫌な臭いを思い出されて顔をしかめる人も多いと思います。
デカノイルアセトアルデヒドやラウリールアルデヒドが含まれていて、乾燥すると成分が変化して無臭になります。

ドクダミの名前の由来は、この臭気のために、何かの毒がはいっているのではと、ドヌダメ(毒溜)と呼ばれるようになり、これが、ドクダミになりました。