青年海外協力隊事業開始の1965年から今年で50年を迎え、これまでに隊員が派遣された国は88箇所、、隊員総数も40,428名になります。
クロスロードは、50周年の記念事業の一環として映画化されました。
そして脚本・脚本監修はなんと同期の福間正浩さん、映画監督は香月秀之さん、
お二人とも協力隊隊員経験者。
EXILEの 黒木啓司の映画主演デビュー作!
私も協力隊員としてアフリカに行っていたことがあるので、この映画は外せないでしょう。
過去の自分に重ねて観ました。
カメラマンの助手をしていた沢田は、自分を変えようと協力隊に飛び込む。
協力隊に参加する人の心意気は人それぞれ。
沢田は、ボランティアなんて偽善だと初めから言っていた。
偽善、困っている人を助けること、それは単なる自己満足にしか過ぎない。
所詮土俵が違うところにいるのだから、上から目線で物事を見ていては同じ目線でなんてみることはできない。
ちょっとひねくれた考え方かもしれないけれどもそれも一理あると思った。
沢田は、カメラマンでひょんなことから鉱山にある貧しいルナスという町に行く。
そこでの厳しい状況を見てこれを写真に撮り、
一枚の写真が人の心を動かすような写真を撮りたいと思うようになる。
同期の沢村は、これぞザ、協力隊といったボランティア精神を地でいく隊員で、任地で新しい事業を立ち上げて、順風蔓延に思えたが、自分をさらけ出して現地に溶け込むことができなかったと悩みもあった。
私が協力隊に参加した動機は
全くもって偽善とか、ボランティアとかという高尚な理由ではなくて、単なる好奇心からでした。
家から出たい、
海外に住んでみたい、
旅行で行けないようなところに行ってみたい、
でも、お金はない。
この条件をすべて満たすものが、青年海外協力隊でした。
国の事業だったので、自分の判断では大丈夫だったのですが、親にしてみれば、今ほど情報が簡単に入らない時代、とても不安だったのでしょうね。
勘当だと言われました。
結局、色々な経験をして無事に帰国したので、
今では行かせて良かったと言っていますが…
実際、私は
アフリカに薬剤師として派遣されて何をしてきたのかな?と思う。
言葉もろくにしゃべれないし、病院には薬は無いし、
でも、任地の人にはとてもよくしてもらって、
生活は楽しかった。
価値観は色々あるということ、
人はみんな一緒なんだということ、
そして、自分はとても恵まれているんだ
ということを身を持って感じました。
貴重な体験をしてきましたが、
なんの還元もできていません。
ザンビアのNPO団体のサポートや、アフリカの花屋などのアフリカに関することで私のできること。
本当に微力ですがサポートしています。
今日、この映画を見て、
若かった頃の、いろいろな思いが蘇ってきました。
今は、ネット環境が整い、
いろんな映像を見て疑似体験をいろいろできるようになりました。
でも、
一見は百聞にしかず
何事もチャンスがあったら体験することをお勧めしたい。
