暖かい布団にくるまって今日という日を始められる私がいた。
隣の部屋には静かに寝息をたてている息子(と夫)の存在が感じられた。
洗濯を回して、息子のためにお風呂の追い焚きのスイッチを入れた。
部屋を温めてから着替えて、出掛ける支度をした。
今日は今年最後のカタカムナの勉強会。
勉強会の後は、早くに授業が終わる息子と待ち合わせして、新機種の入ったカラオケ店に行く約束をしている。
息子が学校に間に合うように起きたことを確認してから、洗濯を干していると、夫が電車の時間を聴いて、駅まで送ってくれると言う。
「おはよう😃」と交わす言葉が、いつもより少し輝いている。
手が悴みそうになりながら、冷たい車のハンドルを握って、駅まで送ってくれた夫に
「ありがとう。」と告げて手を振ったら、ハートがビヨヨンと震えてあったかくなった。
駅のホームへと続く階段をゆっくりと登りながら、昨日はこの階段を登る時、後ろから息子が押してくれたことを思い出した。
喘息持ちの私を気遣って、いつも助けてくれる家族の存在がありがたい。
一歩一歩を味わいながら、階段を登った。
階段を登り切るまで、私の肉体が、筋肉が、骨が、内臓が、協力して動いてくれることがありがたい。
身体は老いてもなお、だからこそ体験出来る感動がある。
ホームに降りて見える山々の美しいこと❣️
どの山もピラミッドに見えてくる(笑)
遠くの空に、ふふふと笑う宇宙の友人の存在を感じた。
今ここに存在出来る幸せに、感謝が溢れる朝の物語でした。


