施設で預かっていただいている母の飲み込む力が衰えて、朝から何も飲み食い出来ない状態で、病院で診察していただいたところ、肝臓に影があるようだ、とのことでした。
一旦施設に戻りましたが、この後の対策を家族で相談して決めて欲しいとのことで、急遽兄と妹達は、仕事を終えてから集まり、私は電話参加で、大体の治療の方向性を確認し合いました。
ここのところ、安定していた母の容態ですが、身体の調子は良くても、言葉や歌が出なくなって来て、認知症の症状が少しずつ進んでいることは、感じていました。
今朝は息子と一緒に母に会いに出掛けて来ました。途中渋滞を息子の生ナビで回避しつつ、約2時間、往復4時間のドライブです。
持って行った鉄琴を演奏しながら歌うと、ちゃんと反応があり、そんなに直ぐに命に別状があるようには見えないのですが、それでも飲み込む力が無くなって栄養が取れない状態が続くと、2週間から1ヶ月以内に、臨終となるということでした。
父を亡くしてから1年と4ヶ月となりますが、寂しがり屋の父が、そろそろ母を迎えに来たのかもしれません。
施設には、立派な雛壇飾りがあり、うちにもあるのに出してないことに気付きました。
明日もまた病院へ行くことになりました。
施設で看取りの体制に入るか、病院で更に精密検査をして治療するか、判断は明日の診察で。
自然な死を受け入れる心の準備が出来ているかは、母よりも私達に求められているような気がします。
何だか疲れて、夕飯の支度が手につきません・・・が、そろそろ支度しないとね〜(⌒-⌒; )
春は別れと出会いの季節。
この気持ち、味わっていきます。
