広場に霜が降りて、太陽の光に照らされ、白い湯気となって立ち上っていく。
形を変え、光の温もりと共に空へ帰って行く霜たち。
私の心も一緒に連れて行ってもらおうと、芝生の上に立ち、気功をはじめた。
脳波はたぶんジーター波。
光を背に、自分の陰を踏みながら、舞っている。
後ろ向きに、光を感じながら歩いてみる。
こうやって体の命じるままに動いていくと、太極拳は、こうしてうまれたんではないかと思えてくる。
鳥の声や、遠くで車が絶えず動いている音が聞こえてくると、音の情報とともに、映像が見えてくるから不思議だ。
体の五感に分化する前の情報が、音に伴って降りてくるような気がする。
動と静、光と陰、朝と夜、二元性を越えた先にあるものを、感じとっていこう。
自分の内なる光と共に、光にむかって歩もう。
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