今朝母から父の状態報告の電話があった。
母:「心配していると思って・・」(前回の電話で主治医がいまが一番いい状態だと思うのでなるべく早く帰国できないかと言っていると・・)
私:「ごめん、あまり心配していなかった。」
母:「だったらいいけど。ハハハ」
「お父さん、昨日の午後◯◯さんと3時間もおしゃべりしたあとすっかり元気になって〜、午前中は調子悪いってずーっと寝てたのに。やっぱりなんでも言えるお友達と話すって大事だねえ」
「なんでも、◯◯さんうちのお父さんが夢に出てきたから気になってって電話くれてその後来てくれたんだよね。お互い楽しかったって。」
「この前の携帯(電話)事件※といい、人とのつながりって本当に大事だわ・・」
私:「お父さんよかったねー」
※注:携帯事件とは、先日の検査入院の結果が良好だったものの、突然痛みを訴えることが多くなり普段使っている鎮痛剤も効かないと言い出した父。
様子がおかしいと思った担当の看護師さんがよくよく父の話を聞いてくれたところ、どうも携帯電話がうまく使えずそのことで周りとのつながりがなくなるように感じてしまった
ことが原因のようだと母に話してくれた。そこで以前の携帯電話に戻したところ、父の状態も落ち着いた。
体が痛いとの患者の訴えに対し、痛み止めの追加ではなく、父の話を聴くという判断をされた訪問看護師さんの判断がすばらしい。
4ヶ月前までは車を運転していたのにいまは1日中自室で過ごしているので、
人とのつながりが希薄になりやすいので訪問に来てくださるのは本当にありがたいなあと思っています。
このやり取りの事実だけを見ていくと非常に平和に聞こえますよね。
見方によっては、海外にいて何の手伝いもしない娘にも見えるかなあ・・
今でこそ母に自分の思ったことをそのまま伝えられることが多くなったけれど、以前はそんなこと絶対できなかったし、
母にとって都合の良い(自分の本心ではなく)返事をしてました。
いまは以前とは違って自分を繕おうとする気持ちがほぼないのでしない。
どんなことが起こってもいいし、大丈夫なことが
だんだん日々の体験の中で気がつけたことが大きい。
どんな状況にあっても人によって捉え方が違うので、それについて自分の思い説明する必要もない。
私は父を想っていないわけでもないし、
なぜかいろんな思いが湧いて泣くときもあります。
そのときはそう感じたんだからいいんじゃないかなと思います。
父のおかげでいろんなことに気づいてます。
母もこのまえ小学生のときに臨死体験したことがあると突然言いだし。
そこでは時間も空間も感情もないって言ってました。
驚いた!