体が弱くて病気ばかりして
かかりつけ医には
「この子は大人になるまで生きていられるかどうか
覚悟して育てや」
と、言われた(と、大人になってから聞いた)私。
ドンくさくて、運動神経も鈍く
お手玉のトンテンシャンもできず
口が重くて、肥満児1歩手前。
できないから体育は大嫌い。
本がお友達。
昔のことを言っても
誰も想像できないと言うけれど
本当にそんな子供でした。
小学校高学年になってから少しずつ痩せて
運動をするのが楽しくなり
中学生からバスケットボールを始めて
その頃から体は段々丈夫になって
自分でもスポーツ万能?と思えるくらい
動けるようになって
高校卒業まで続け
超ドンくさくて不器用で
お喋りも苦手で、体育が大嫌いだった私が
さまざま変遷をくり返して今は
こんな仕事をさせてもらっています。
人は何で方向性が変わっていくか
わかりません。
何かの出会いで、心に響くことがあれば
人の気持ちは変わり、
方向性の角度が変化したりすることもあります。
それがいつなのかは人それぞれ。
今も超ドンくさくて不器用なのは基本的にあるけれど
自分で自覚しているのと
それなりの経験と対処の仕方を知っているから
人目にはわかりませんが
親が想像できなかったくらい
心も体も変わったのは確かです。
いくつになっても
その人がつかむべき時期を間違いなくとらえれば
人は変わる、と思います。
それって後でわかること。
渦中にある時は、人の言葉も聞こえず
差し伸べられる手も見えないものと
自分を振り返って思います。
踊りを始めてみれば、私のすることは竹のよう。
柔らかさなんて微塵もなく、勢いだけ。
なんでこれができないんだろう。
自分にはこれはできないんだ
自分には無理なんだ
そう思って諦めていた時もあります。
親切に教えてもらっても
私にはできないことだからな~と
話半分。
あんたはできるからそういうけど
私は固いから無理なのよ
自分で可能性を閉ざしていたと思います。
でも、踊りからは全く違う方向性から
言われたことが心に響いて
できないことが少しでもできるように
本当に初歩どころか、生活習慣からできることを
黙々と続けていたら
気付いたらできないことがましになって行きました。
とても長い時間が経過しています。
努力の方向が違って、全く成果が出ない時もあったし
それをまたやりなおして
今でもなお紆余曲折くり返しています。
これだけの努力をすればできるようになります、という
羅針盤はなく
生きている限り、ずっと満足できることはないのです。
結果が出たら天国ではなくて、途中経過で
今やっていることを
面白がっていけるようにする努力もまた努力のうち。
長い長い時間やっていられるのは
面白がることを修正しつつやっているからです。
どんなことをしても、それがあれば
苦手なこともやってみようと思えます。
今日のマイベストプロのコラムは
膝裏、足首、ふくらはぎに力が入る
マイベストプロうまさきせつこコラム
うまさきせつこのボディコントロール/
うまさきせつこモダンバレエ研究所Hp