名家のご令嬢や奥様でもなく
自分の愛おしい子供を育てる訳でもなく
自分の好きなことをひたすらやっている者にも
誰に言われるわけでなくても
自分自身で自然に悟る役割がある。
自分が好きですることも
100%どれも無条件に楽しいことばかりではないが
どれもつながっている。
つながりは自分の体や心だけでなく
自分以外の人に繋がり、これから先
自分がいなくなっても繋がっていくものがあると
感じている。
そのためにすることもある。
気の遠くなるような回り道でも
歩いていく必要がある。
自分だけで完結するものならば
直線で歩いてみてもよさそうだが
それはそれで、感じることが違うだろう。
それだけでは心がザワザワ音を立てる。
目の前に何かにつながる糸があれば
たぐってみなければ
その先は何につながっているのか
想像するだけではわからないこともある。
三味線の糸は
特に一番細い3の糸は切れやすく
今はプロでもナイロン製のものを使うらしいが
昔は絹糸を使っていたらしい。
興が乗ってくると糸を撥でバンバン叩く。
そういう時ほど、切れないように切れないように
祈りながら、大事に大事に扱う。
どんなに棹や胴皮が高級でも
糸がしっかり張られていなければ
三味線の音は出ない。
どれも大事なものだが
糸は良い演奏をするのに一番大切なもの。
そういうことを越谷オサム いとみち
で知った。
たまたま家にあった本を
出がけに持って行って電車の中で読んだ。
装幀だけを見て、ライトな感じのものだろうと思っていたが
読んでみて深かった。
考えてみれば、この人の他の本も読んでいた。
人も「個」だけでは、できることが限られる。
「個」と「個」が結びついて関係性が出来る。
「個」も大事。
しかし糸も大切。
糸があって「個」も変わる。
今日のマイベストプロのコラムは
首の伸ばし方で損をしていませんか(立位体前屈)
マイベストプロうまさきせつこコラム
うまさきせつこのボディコントロール/
うまさきせつこモダンバレエ研究所Hp