昨日は父の命日。

仕事があってお参りには行けず

「お父さんごめん!」と思いながら

父の好きだったお店の和菓子を買ってきて供えた。

 

写真の父の顔は日によって変わる。

私の精神状態がそのまま見えるのだろう。

概ね笑顔の日が多いが

日によっては

 

「お前、それでええんか?」

「ちょっとそれはどうなんや?」

と、問いかける顔に見えることもあるし

「まあ元気出しいな」

と苦笑しているように見えることもある。

 

母や姉は、いつも笑顔に見えるが

「あんたの思うようにやりや」

と、思ってくれているのだろうと勝手に思っている。

 

今朝は早くから形あるものはいつか壊れるけれども

の修理に業者さんが来られた。

直し方には、いろんな方法があるらしいが

できるだけ自然に近い方法で

亀裂はほぼ見えなくなり、しっかり補強された。

 

新品のようにきれいに、とは全く思わない。

母から譲り受けた時から、私が生きている間

大事に使えればそれでいい。

 

父も母も。「それでええやん」

と言ってくれるだろう。

どんな形でどんな状態であっても

そこに在るだけで

ほっとして、少し落ち着くもの。

母の桐の箪笥は、私にとってはそういうものだ。

 

今すぐには出来ないが

母がしていたようにカバーを作ってかけよう。

はい、着物も着ます(^_^)

 

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