生きている年月の節々で

「覚悟」を決める時がある。


踊ることを始めた時は

ただ踊ることが楽しくて

好きだから、楽しいから続けていた。


結婚すると、子供ができたら

踊りはやめるんだろうな~という

漠然とした気持ちがあった。


結婚した年に師事していた先生が亡くなられて

1年後に追悼公演をして、その後の

子供のレッスンを私が続けていくことになった。


「誰も手伝えないけど、やってみたら?」

ええ~っ(°д°;)

誰も手伝ってくれないんですか?

「とりあえず、1年やってみたらええやん」


大海に頼りなげな小船ひとつで送り出された気分で

始めてから、5~6年ほどは

いつでも逃げだせる状態でやっていたと思う。

覚悟なんて、これっぽっちもなかった。


自分の名前で教室を持つことになって

もう逃げられないと覚悟が決まった。

はや四半世紀。


それから今に至るまでにも、いろんな局面がある。

ひとつのことに固執して、何も展開できない時期もあったし

頭を抱えてしまう時もあった。

でも、やめてしまいたいと思ったことは一度もない。


姉が亡くなった時にも

自分が親を看て行く覚悟が決まった。

その時もやめようとは思わなかった。


母がもう助からないと分かった時

自分のソロ公演をした。

余命ひと月を7か月更新して

車椅子と酸素ボンベで、母が見に来てくれた。


これがあったから、辛いと思うことなく

介護しながら続けられたし、母の生きる力にもなった。

本当にやりたいことは両立も共存もできる、と

この時思った。


父を送り出して1年経ち

もう、緊急で車を走らせることもない。


大きな局面も小さな局面も

決してなくなりはしないが、

自分のやりたいことを続けている。

そのことだけで、自分が自分であり得た。


自分がまだまだ未熟で

人に対しても自分に対しても

充分でないことは自覚しているが


一生、「出来上がる」ことはないだろう。

成長途上だから、止まらないでやっていける。


形にこだわらないでいいと思うようになった。

自分の過去の形は変わって行っていい。

宇宙の星々だって長い年月をかけて

変化していく。

変わらないものはありはしない。


まして、私一人の存在など

点にもならない小さな存在だけれど

それでもどこにもない唯一無二ではある。


躓きも後戻りもするし、失敗もする。

情けない気持ちにもなる。

でも1週間後、半年後、1年、10年先に

今日を振り返る時

今よりいい自分でいたい。


いつか、両親や姉、お世話になった先生方

早くに逝ってしまった友人たちの所に

私も行くことになるが


その時は

「あんた、ようがんばったなあ。」

と言われたい。


まだまだ、そちらへ行く気はありませんが(^_^;)



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肩甲骨がはがせたら更に可動域を広げる


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