【Coments 125】しゅうじ(4)想い出の映画3選 | 西山夕焼け通信 1970~1979

西山夕焼け通信 1970~1979

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1970年に小学校に入学し、
1979年に中学を卒業した彼らも
すでに60代になった。
これからの人生を
西山の夕焼けのごとく
あざやかに彩るために配信していきます 

125

👨

下田S

兵庫県明石市在住

 

しゅうじ

向陽小入学~大原野小卒

1年6組新井学級

2年4組土田学級

3年4組林学級

テニス部

 

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「哲学、宗教、道徳の違い」について

今年の夏は、

特に暑さが堪えますね。

盛夏から業夏って感じです。

挨拶も「こんにちは」から

「暑いですね」に変わってきました。 

 

近況って言えば、8月の下旬に、

表題の件で30~40分程度、

話さなければなりません。

今、その内容をまとめている段階です。 

数週間前には、

とある政令市の昨年度に

新たに特別養護老人ホームの

管理者(施設長)及び、

それに準ずる役職に就かれた方への

「新任施設長研修」講義を

1コマ請け負った次第です。

同じ内容での講師依頼は、

パワーポイント資料も一度作成すると

マイナーチェンジ程度で

すむので楽なのですが・・・・

まぁ、今回はそんなに資料は不要なので、

概念、歴史的背景、各年代での

変遷等を頭に入れなければなぁ~

と考えてます。 

哲学って、少し勉強すると楽しいですね。

学生時分はあまり興味がなく

「難しいこといってるな、

 眠たくなってくる。」

でしたが、今は、

少しだけ興味が出てきました。 

その他に、自宅の私の担当する場所の

清掃や墓参りもあり、今年の盆休みは、

「時間が足りな~い。」

っていう感じ。(:_;) 

 

 

仕事の合間に

時間を見つけて

シアターに通う

しゅうじが、

人生60年のなかで

想い出に残る映画3選

 

 

 

永遠に美しく

 

1992年公開 
監督:ロバート・ゼメキス
出演:メリル・ストリープ
ゴールデン・ホーン
ブルース・ウィリス 他
 

30年以上前ですが、

印象深く今でも頭の

片隅のどこかで覚えています。
永遠の命を手に入れる秘薬を服用し

身体は衰えていくものの魂は不死身

という女性二人
と、死体修復師となっていた元外科医との、

希望・愛憎・嫉妬・未来・

人間関係・死生観等を

織り交ぜたブラックコメディー映画。
 

テーマとしては、

人の命の根幹にあるものを取り上げながら、

ヨーロッパ映画のように、

深く、重く掘り下げずに、

軽やかなタッチで

描かれているところなどは、

さすが“ハリウッド”という感じがします。
 

人が生きていく上での苦しみ、

四苦八苦

(生・老・病・死・愛別離苦・

怨憎会求不得苦・五蘊盛苦)を

ユーモラスに映画化されてます。

逆説的ではありますが“

人間の寿命”を肯定的に

捉えることができる作品のように感じました。
ちなみに、ブルース・ウィリスは、

数年前から認知症を患われているらしいです。
メリル・ストリープは75歳になれた

今もご健在で、

その美貌はいまだ輝いてますね。

摩天楼はバラ色に

 

1987年公開

監督:ハーバート・ロス

出演:マイケル・J・フォックス

ヘレン・スレイター

リチャード・ジョーダン

マーガレット・ホイットン

 


成長著しいバブル経済

のさなか、

当時は私たちも希望に溢れ、

仕事にも遊びにもとにかく忙しい時代。

「24時間、戦えますかーーー」

と言うコマーシャルもありました。

「日本全国の土地の価格で、

アメリカ合衆国全土を購入できる。」

とか言われていたことも

ありましたね。

「いや~、懐かしい。」
この映画は、地方から出てきた主人公が、

メールボーイや運転手をしながら、

大企業の経営者になっていく

サクセスストーリー。

「偶然」と「運」も実力のうちと申しますが、
この時代ならではの映画でした。
壁を乗り越えねばならない時に、

勇気づけられた思い出もあります。
私がこの映画から学んだ事は、

「縁」と「チャンス」と

「思い切り」でした。
 

マイケル・J・フォックスは、

若くしてパーキンソン病に罹患され、

その後、パーキンソン病の研究助成活動に

力を注がれているとの事。

更なるご活躍を願っております。

 

天間荘の三姉妹

 

2022年公開

監督:北村龍平

プロデュース:真木太郎

出演:のん
門脇麦

大島優子
寺島しのぶ
永瀬正敏
高良健吾
三田佳子
柳葉敏郎

柴咲コウ  


2013年

8月から2014年9月まで、

「グランドジャンプ」

に連載されていた

「スカイハイ」のスピンオフ作品。
天界と地上の間にある街、

三ツ瀬の老舗旅館「天間荘」。
臨死状態の人が、

ここで魂の疲れを癒し地上に戻るのか、

天界へ旅立つのかを決める場所。
三ツ瀬の街は、

東日本大震災の直前の街という設定で、

そこでの人々の生活は、大震災で

被害に遭われた方々の日常でした。
前向きにまわりの人々を

勇気づけながら懸命に生きる姿勢。

そういう姿に、凝り固まった
気持ちが徐々に素直になっていく様。
多くの人々の日常を一瞬で奪っていった災害。

“命の大切さ”と“はかなさ”etc.
多くの要素を取り入れながら、

“前向きさ”と“諦観”。

そして震災の犠牲者も、

少しずつ自身の身のまわりに起きたことを

受け入れ天界に旅立っていく様を描いた作品。
情緒的になり過ぎず様々な感情を

湧き起こさせ、

生き方について

考えさせててくれた

記憶に残っている映画です。