文:しゅうじ

自分へのプレゼント、ご褒美って、

「あ~、よく頑張ったね。

私へのご褒美に、これ買おうかな。」とか、

「うん~、今日は疲れちゃった。

あのスイーツ食べたかったんだ。」とか、

時折、耳にしません? 

こういう会話って関東弁が

似合うと思うのです・・・・私だけ!

LGBTQ+ の時代、

性別によるコメントは

控えたいところですが、

男性は、黙って自分への

ご褒美を送っていると思います。

このようなことを考えてますと、

自分の事は梯子でのぼらなければならない程の

棚の上に置いておいて、

女性へのご褒美は、

私もそっと送りたいですね。

これは、そっと、

知らない顔をして送るのが賢明です。

ドヤ顔をしていると、

後々、高くつきますから用心用心。

 

毎年3月は、

仕事柄家人が花束を送られてきます。

今年は、私が還暦ということもあり

職場から花束をいただきました。

水を換えるのはいつも私。

2~3週間は楽しめました。

いつも、そんなことはないのですが

何の気持ちの変化なのか、

花が枯れてくると少し淋しくなり・・・・・

60年生きてきて、

初めて、自分で自分のために花を買いました。

 

花屋さんで、

誰かへの贈り物に花束を買う時って、

相手の好み、色、

旬の花、金額とかを考えて、

要望を伝えながら

普通に注文するのですが、

初めての自分で

自分の為の購入の時は、

少しの照れと少しの緊張。

夜、小さな切り花二束を手に持ち、

最寄りの主要駅から

駐車場へ歩いている時も、

少しの照れと変な少しの嬉しさと、

なんていうのか、

モワモワした気持ちのうえ、

足取り軽く心のなかでにやけている、

変なオッサン状態。

でも、楽しかったですよ。

それ以来、2度ほど花を買ってますが、

初めて買ったときのような

感情は沸き起こりません。

花を買って楽しむ気持ちの延長が、

ガーデニングとか、草木、

草花の栽培につながるのかなぁ、

と思いました。

 

これからも、なにか、

楽しみや心動かされることを

見つけていきたいです。