Q.あるポンプ室(鉄筋構造)の換気機器表内容で

有圧換気扇(EFF-20YSB3) 20cm × 200m/h × 40Pa
FD付SUSウェザ-カバ-防虫網付(W-20SDAM)、電動式シャッタ-(PS-20SMA)、バックガ-ド(G-20EB)、温度スィッチ(FS-6TE1)

と明記されています。

ポンプ室には、加圧給水ポンプと井水ポンプが設置。
又、建築工事にてガラリ付扉とガラリ付窓(ガラリ部分450角)とが設置されています。

ポンプ室の大きさは、3.18mx1.28mx2.55m(H)

設計事務所からの提示で、静圧40Paでよいのか?再計算しなさいと言われました。

三菱計算ソフトそ使用した内容↓

必要換気回数を5.0回とし、

Q=57(m3/時)=5x3.18x1.28x2.55=51.8976 ≒ 52(m3/時)x余裕係数(1.1) 

圧損合計=0.31Pa =(ウェザーカバー(0.19Pa)+ 電動式シャッタ-(0.09Pa))x余裕係数(1.1)

結果、能力は○となりました。

ここで疑問があります。
上記の計算内容は合っていますか?又、なぜ、設計図では、風量及び静圧が高いのでしょうか?
教えて下さい。
A.

静圧を計算する時にその機器の風量じゃないと数値が小さくなりすぎる気がします。
10回換気として約104m3/hとして有圧扇の風量を仮に200m3/hか150m3/hで抵抗値をクリアーできるで良いのでは?
 
機械室でポンプ程度では発熱量は大した事が無いので厳密に計算なんか普通しないはず、10回換気計算で機器選定した風量と静圧がクリアーできていれば問題ないです。
 
厳密に言えば温度を抑える為の換気計算だから発熱量がナンボで許容室温がナンボとなるけど風量を抑えたいなら5回換気で余裕を見てるなら10回換気で選定してますでよいはずです。
A.
makukiti様、回答ありがとうございます。

今回、換気SWが温度SWなので、発熱量と許容室温での計算の可能性が大です。
どうすればよいのでしょうか?
もしかして、温度効率とかエンタルピとかが関係してくるのでしょうか?

makukiti様は、設計側でしょうか?
なぜ、過大な風量や静圧で機器表を設計側さんは、書くのでしょうか?
不思議でなりません。
A.

うっちゃらけた話ですけど「大きければOK」みたいな感じですね。
発熱するのはこの場合は顕熱なんで許容温度が例えば40度で外気温33度でどの
くらい機器が発熱(変圧器が発熱とか)するのでこれだけ換気するって計算です。
 
でもポンプしか無いのに面倒な計算はしないから、多めに見て10回換気でOKな
気がします。
 
逆に電気借室など大風量になる場合はちゃんと計算しないと過大になりすぎるので
このケースとは違ってきますね。
 
私だったらこの程度の風量なら10回換気で普通の壁付扇もしくはパイプファンと給気口150φで終わりにしますし、静圧なんか

極端な話考慮しません。

A.回答ありがとうございます。
10回換気で設計事務所に提示してみます。
それでだめなら発熱量で提出してみたいと思います。

ありがとうございました。
A.
>圧損合計=0.31Pa =(ウェザーカバー(0.19Pa)+ 電動式シャッタ-(0.09Pa))x余裕係数(1.1)
>結果、能力は○となりました。

とありますが、
給気ガラリの抵抗計算は?
30Pa程度のプロペラ風圧がどのくらいか体感した事あります?
設計者からみれば、現場を担当している貴方ならこの程度の基礎は理解されておられる
とみているわけですから、「計算は嫌い」では済まされないでしょう・・・
ここはきっちりと、発熱量から計算しましょう。
ガラリ等の抵抗係数は、先に公的な数値を、公的な数値が無い場合には
製造業者の数値を参考にしましょう。
このような換気扇類は、現場に合わせて機器を製作するわけではありませんから
機器の能力線図に合わせる訳ですので、設計者は決して過大設備を要求している
訳ではありません。
この場合、設計数値の40Paをあなたがよく理解してあげるのも設計者の意図を
理解している証でもありますので・・・
「計算の基礎」以前のあたりも現場で経験されたらと思いますので頑張ってください。
先の話ですが、「だいたい10回」換気などはあなたの現場管理の信用を失う
だけです・・・
A.集合住宅のシックハウスでは、あるまいし、通常は計算を考慮しない。
30PAの風圧(静圧?)が、どの程度か?意味が分からん。大体人間にあたるり、感じることができるものとしたら、
風速だし。だいたい、給水ポンプの発熱って、そんなに大きいか、コンプレッサーか、受変電設備でもあるまいし、
あるとしたら、井戸水ポンプだな、開放して水が張ってあったら、湿度制御だぞふつう。と思う今日この頃。



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