計画停電もだいぶ落ち着いて来たのですが、次に心配になるのが、夏の電力不足。長期予報ではこの夏は例年より暑い可能性が高いとのこと。心配ですね。そこで、夏に備えて今から準備をしておきましょう。

 部屋に太陽光を入れないようにするだけなら、カーテンやブラインドでいいのですが、できれば、太陽光を窓の外でシャットアウトしたいところです。単なる光よけなら「よしず」でもいいのですが、窓の外につる性の植物をはわせてグリーンカーテンにすれば、葉の蒸散効果によって気温を下げることもできて、より効果が高まります。葉から水分が蒸発するので気化熱が奪われて、打ち水と似たような効果があって、単なる光よけより少し涼しくできるのです。

 グリーンカーテンにする植物は、つる性の植物であれば何でもOKですが、葉の蒸散効果で涼しくしたいのであれば、ツタのような蒸発の少ない植物よりもゴーヤのような水分蒸発が多い植物の方が良いと思います。ただし、その分水やりの量は多くなります。
 グリーンカーテンにする代表的な植物はゴーヤですが、そのほか、アサガオ、キュウリ、カボチャなど、お好みで選んで大丈夫です。ゴーヤやキュウリ、カボチャなどにすれば、収穫も期待できて一石二鳥ですね。
 ゴーヤは比較的病害虫に強く、育てやすいですが、キュウリ、カボチャは、種類によっては手間がかかるため、自信がない方は園芸店などで病害虫に強いタイプの種や苗を購入するとよいでしょう。食べられなくて良いならアサガオは育てるのが比較的簡単です。
 
 種まき等々の時期は種類によって違うのですが、だいたいは4月からGWくらいまでだと思います。今から準備を始めましょう。

 グリーンカーテンは庭付き一戸建ての方が作りやすいのは確かですが、マンションでも可能です。我が家もマンションですが、グリーンカーテンを時々育てます。作り方は次の通りです。

・窓の前のベランダにプランターを置き、何本か支柱を立てるか、割り箸を深めに差し込んで下さい。
・次に、窓の上の「さん」の部分に両面テープで付くタイプの100均で買えるフックを取り付けます。付ける位置は、それぞれの支柱の上です。両面テープは強力なタイプが良いです。フックの耐荷重が大きいタイプを選びましょう。フックを取り付ける場所を予めぞうきんなどで綺麗にぬぐって汚れがないようにして下さい。また、両面テープが付く場所はできるだけ平らな面を選んで下さい。
 なお、フックは窓ガラスには付けないで下さい。綺麗にはがせなくなります。グリーンカーテンが役割を終えてフックを取りはず時にさんからフックが綺麗に取れない場合は、DIYなどで売られている強力な接着テープはがしを使ってはがして下さい。
・フックから支柱または割り箸の間をビニールひもで繋ぎます。これで縦縞状にビニールひもが並んでいる状態になります。フックに結び付けたら、フックの先に輪ゴムなどをくくりつけてビニールひもが抜けないようにしましょう。支柱側も同じようにしっかりくくりつけましょう。
・並んでいる縦のビニールひもを横に渡すようにさらにビニールひもを何カ所かにかけていきます。横のビニールひもが縦のビニールひもと交差するところで結んでしまうと良いです。横のビニールひもは少し遊びがあるようにゆとりを持って渡しましょう。これでグリーンカーテンを這わすネットの完成です。

 ここではビニールひもでのネットの作り方を書きましたが、出来合いのネットをくくりつけても良いと思います。我が家であえてビニールひもを使う理由は2つです。1つは出来合いのネットは色が濃すぎて、暑くなってグリーンカーテンが涼しさを演出する前から窓が暗くなってしまうことです。もう1つは、これは地域のゴミ収集の分類法にもよるのですが、ビニールひもで作っておけば、ひもごとまとめて捨てられるからです。ネットに絡みついた蔓を外すのは意外と手間なので。

 後は、お好みのつる性植物をプランターで育て、作ったビニールひもの周りに這わせるように蔓を絡ませてあげて下さい。窓の外にすこし透ける程度の葉っぱが生い茂っているのは見た目にとても涼しげで、気持ちを和ませてくれると思います。