コロナの後遺症でしばらくの間、嗅覚異常がありました。
今まで、匂いは感じて当然だと思っていたので、何も感じないことが物凄く不思議で、
治るのかどうか、ちょっぴり不安でした。
ネットで調べてみると、一週間で治ったという人もいれば、二年経ってもまだ嗅覚異常のままの人もいました。
治った人の情報を見てみると、嗅覚トレーニングの方法を見つけたので、自分がやりやすいやり方で、実験してみました。
朝は、ティッシュにハッカ油を一滴垂らし、匂いを嗅ぐ。
夜は、カモミールジャーマンのオイルを一滴、枕に垂らし、香りを嗅ぎながら寝る。
物凄く簡単で、手間がかからないので、続けやすかったです。
コロナになって五日目に、嗅覚異常だということに気づきました。それから、嗅覚トレーニングを始めました。
六日目、カモミールジャーマンのオイルの香りはまったく感じなかった。味噌汁を飲んだ時、みその匂いはうっすら感じるような気がしました。あと、トマトの香りもなんとなくわかった気がします。嗅覚異常といっても、全く何もかもわからないというわけではなく、ものによって、わかるものとわからないものがありました。
七日目、ハッカ油は、まだ匂いはわからなかった。
八日目、ハッカ油の香りがなんとなくわかった。
十一日目、排泄物の匂いがわからなかった。
十七日目、トーストしたパンの匂いがわかった。
ざっくりとしたメモを見返すと、匂いがわかるものも多少はあったので、深刻にならずに済んだのかもしれません。
そして、トレーニングをしたから、元に戻るのが速くなったのではないかと、思っています。あとは、思いつめなかったので、ストレスにならず、気楽にいたから、治ったのだと思いました。心と体はつながっているので、心にダメージを受けると、それだけ、体の回復が遅くなるような気がします。
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